ilyaのノート

いつかどこかでだれかのために。

住田町:東日本大震災後の「東海新報」記事(2)

岩手県気仙郡(大船渡市、陸前高田市、住田町)の地元紙「東海新報」記事。
東海新報社 http://www.tohkaishimpo.com/
▽記事はタグ付けされており、最新記事はトップページ左カラムの「各地のニュース」から大船渡市、陸前高田市、住田町タグそれぞれを抽出して一覧できる(「気仙地区」タグの記事は抽出できない)。「過去記事検索」では、「気仙地区」タグの付された記事も検索可能。
▽このエントリーでは、2011年7月1日以降の東海新報記事をクリップする。 東海新報以外のマスメディア報道については別エントリーに。〔※当エントリー末尾参照〕
▼住田町:東日本大震災後の「東海新報」記事(1) http://d.hatena.ne.jp/ilya/20110427/1303912332


▼ヤマメ大きくなれ 園児と一緒に放流 気仙川漁協〔2011年07月12日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws6768
「気仙川漁協(佐藤啓一組合長)は〔7月〕11日、陸前高田市と住田町を流れる気仙川とその支流でヤマメ放流を行った。2カ所では川沿いにある保育園児たちも作業を体験。好天のもと川には「大きくなってね」という元気な声が響いた。/ 同漁協では「幼いころから気仙川に親しみを」と、地元の保育園児や小学生を毎年この時期の放流作業に招いている。ヤマメは今年、気仙川の本・支流の44カ所で計400キロの放流を計画し先月中の実施を予定していたが、雨のためこの日に延期。/ 陸前高田側と住田側で各200キロずつを放し、住田町上有住の本流では有住保育園(佐々木弘子園長)、陸前高田市矢作町の支流・矢作川では矢作保育所(村上かず江所長)が手伝った。/ このうち、有住保育園は年長児19人が佐藤組合長ら組合員とともに高齢者生活福祉センター・アンルス前の浅瀬で作業。大槌町の大松水産が育成した5センチほどの稚魚をバケツに入れてもらい、川の中ほどまで入って放した。/ 勢いよく泳ぐ稚魚の姿に、子どもたちは「大きくなってまた来てね」「元気でね」と歓声。佐藤組合長は「来年には15センチぐらいまで大きくなる。お父さんやおじいちゃんに釣ってもらい食べてみてください」と呼びかけていた。 2011年07月12日付 5面」


▼気仙中に花苗750本「コメリ緑資金の会」〔2011年07月07日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws6756
「(株)コメリ(本社・新潟)の「コメリ緑資金の会」による緑化ボランティアが〔7月〕4日、陸前高田市立気仙中学校(越恵理子校長、生徒87人)で行われた。生徒らは従業員と共に花壇やプランターへ花の苗を植え、校舎に彩りを添えた。/ 毎年、生徒と一緒に花壇作りをしていた用務員の高橋純子さん(54)が、同社に支援を依頼し実施されたもの。マリーゴールドニチニチソウサルビアサルビア・ファリナセア合わせて750本の苗とプランターが提供され、同日はコメリ住田町店のスタッフを含む8人が来校した。/ 同校生徒はこれまで、学校近くの国道沿いにも花壇を整備するなどし、奉仕の心を培ってきた。3月はじめにはパンジーが芽吹き始めたところだったという。震災を受けて今年度から生徒たちは旧矢作中校舎に通学しているが、花壇は空っぽの状態。高橋さんは「子どもたちの心を、目から楽しませたい」と考え、同社へ手紙を送ったという。/ この日は1、2年生が作業に参加。花を種類別に並べて植え、オレンジ、黄色、赤、紫のラインを作った。佐藤玲君(2年)は「すごくきれい。気分が変わる」と喜び、生徒たちは校内美化に自分たちの手が加わったことで、〝母校〟への愛着も強めた様子だった。/ 2011年07月07日付 5面」


▼夏告げるアユ漁解禁 県内トップ切り気仙川で〔2011年07月02日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws6743
「気仙地方に本格的な夏の訪れを告げる気仙川のアユ漁が〔7月〕1日、県内河川のトップを切って解禁した。震災の影響で入り込みが心配されたが、早朝から多くの"太公望"の姿とさおの放列が見られ、停滞していた気仙のレジャー分野再始動の先陣を切ることともなった。/ 「アユの宝庫」として県内外に知られる気仙川。陸前高田市側の下流では津波被害を受けたものの、それより上流に大きな影響はなかったものとみられ、同川漁協(佐藤啓一組合長)では例年通りの解禁に踏み切った。/ あいにくの天候にもかかわらず、陸前高田市横田町の金成橋より上流の川沿いには車やテントで午前4時のスタートを待つ釣り人たちの姿が見られ、時間は来ると同時にさおの放列ができた。/ 釣り人たちは久々のさおの感触を楽しむようにしながら、思い思いのポイントに糸を垂らしあたりを待っていた。/ しかし、降雨の影響で水ににごりが見られたこともあってか、この日の釣果はいまひとつ。「解禁の雰囲気を味わっただけで満足」と、早めにさおをおさめる人もいた。/ 同漁協では例年、解禁を前に中間育成した1500キロほどを放流しているが、今季は震災によって大幅縮小を余儀なくされ、南部馬淵川、盛川両漁協産の計800キロにとどめている。/ 住田町世田米地内でさおを握った盛岡市の男性(65)は、「きょうは振るわなかった。放流の量や場所が限られたことで、ポイントがこれまでと変わったのかもしれない」と話し、次回の釣果に期待を寄せていた。/ 漁協関係者は「ここ数日の雨で水温が下がってアユの動きが鈍くなっていると思われる。水が落ち着き、好漁となることを期待したい」としている。/ 同川のほか、気仙では大船渡市の盛川が3日午前4時解禁。 2011年07月02日付 5面」


▼住田町リンク集(2011年) http://d.hatena.ne.jp/ilya/20110328/1301325475
▼住田町:東日本大震災後の「東海新報」記事(1) http://d.hatena.ne.jp/ilya/20110427/1303912332
▼住田町:東日本大震災後のマスコミ報道(1) http://d.hatena.ne.jp/ilya/20110421/1303401263
▼住田町:東日本大震災後のマスコミ報道(2) http://d.hatena.ne.jp/ilya/20110501/1304265492
▼住田町:東日本大震災後のマスコミ報道(3) http://d.hatena.ne.jp/ilya/20110602/1307023093
▼住田町:東日本大震災後のマスコミ報道(4) http://d.hatena.ne.jp/ilya/20110707/1310032313