ilyaのノート

いつかどこかでだれかのために。

2012年7月上半期:住田町に関する報道記事

▽2012年7月前半の岩手県気仙郡住田町(すみたちょう)に関する報道記事クリップ。日付の降順。

▽「〔 〕」部分は挿入。人名や電話番号などの一部にマスクを施したものがある。機種依存文字(環境依存文字)はできるかぎり置き換えた。

▼2012年6月上半期:住田町に関する報道記事 - ilyaの日記 http://d.hatena.ne.jp/ilya/20120612/1339478111
▼2012年6月下半期:住田町に関する報道記事 - ilyaの日記 http://d.hatena.ne.jp/ilya/20120617/1339909558


▼災害時の相互応援協定結ぶ/住田町と愛知・幸田町〔2012.7.14〕|岩手日報・いわての防災 http://www.iwate-np.co.jp/bousai/jisintunami/y2012/bousai1207141.html
「住田町は〔7月〕13日、愛知県幸田(こうた)町と災害時の相互応援協定を結んだ。住田町が単独で災害時の協定を結ぶのは初めて。NPO法人NPO愛知ネット(本部・愛知県安城(あんじょう)市、天野竹之理事長)が、住田町を拠点に災害支援を展開していることがきっかけになった。/ 調印式は住田町内のホテルで行われ、住田町の多田欣一町長と幸田町大須賀一誠町長、天野理事長らが出席。両町長は、住田町産の杉材を使った協定書に署名した。/ 両町は災害時、物資の提供や職員の派遣、被災者の一時受け入れなどの相互支援を行う。/ 【写真=協定を結び握手を交わす多田欣一町長(左)と大須賀一誠町長】/(2012.7.14)」
▼災害時の相互応援で、幸田町(愛知)と協定結ぶ〔2012年07月15日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7809
「住田町と愛知県幸田町「災害時における相互応援に関する協定調印式」は〔7月〕13日、住田町のホテルグリーンベル高勘で行われた。両町の町長や職員らが出席し、災害発生の際に相互で応援体制をとるための必要事項を締結。万が一の際だけではなく、文化面などでの交流も図ろうと誓い合った。/ 調印式には、両町の関係者や来賓ら12人が出席。概要説明、出席者紹介に続き、多田欣一住田町長と大須賀一誠幸田町長が住田町産スギ材で制作した調印書にサインし、固い握手を交わして協定を結んだ。/ 大須賀町長は「当町も住田と同様、海岸から中へ入ったところにある。海岸線のバックヤードとして、住田を大いに見習いたい。震災時でも地域のコミュニティーが動けるよう、住田の経過を参考にして安全安心に努めたい。協定が長く続くよう願う」とあいさつ。/ 多田町長は「被災地でないにもかかわらず大変な応援をいただき、いろんな自治体との提携が必要と改めて感じた。互いの良い部分、足りない部分を補い合いながら、文化面でも交流が図られれば何よりも幸い。息の長いおつきあいをお願いしたい」と述べた。/ 幸田町は愛知県の中南部に位置し、岡崎、西尾、蒲郡の各市に囲まれている。人口は3万8500人余りで、自動車部品製造などが盛んな工業の町。東日本大震災発生の際には、岩手県内の被災地に対して物資輸送や職員派遣などの支援を行ってきた。/ 昨年〔2011年〕7月中旬、住田町を拠点に置くNPO法人NPO愛知ネット」(天野竹行理事長)を介し、成瀬敦副町長らが同町を訪問。その際に「近隣地域だけではなく、遠隔地との協定も必要」との意向を互いに示したことで、今回の協定調印に至った。/ 協定では、災害発生時において ▽食料、飲料及び生活必需物資並びにこれらの供給に必要な資機材の提供 ▽災害応急活動に必要な職員等の応援 ▽被災者及び被災児童、生徒その他の一時受け入れ ―などの応援を行うことや、応援が円滑に行われるための情報交換の実施などを記載している。/ 住田町はこれまで、各種協定は県内や宮城県内の自治体と連携し、広域的な形で結んできた。町単独として“一対一”で調印に至るのは、初めてのケースとなる。」「2012年07月15日付 2面」「▲災害時の相互応援協定を結んだ多田町長(左)と大須賀町長(右)=住田町」
▽参考:
幸田町 -Kota Town- http://www.town.kota.lg.jp/
NPO愛知ネット [防災災害救援・まちづくり・市民活動支援・社会教育] http://www.npo-aichi.or.jp/content/index.php
▼広報すみた 平成24年7月号 (No.634)-町政|住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/chousei/koho/No634/index.html
▽――「災害時の相互応援に向け/幸田町(愛知)と協定締結」pp.4-5


▼「オール住田」で屋台製作/夏まつりでお披露目へ/町農業振興協議会〔2012年07月14日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7804
「住田町の食や林業を発信するきっかけにしようと、町内で「オール住田」による屋台製作が進められている。地元のスギ材を材料に、製材、組み立て作業もすべて住田で展開。5台用意し、〔7月〕28日(土)に開催する町夏まつりの会場でお披露目する計画。地場産品の販売やコミュニティーの場などさまざまな活用法が考えられており、地域産業の活性化にひと役買いそうだ。/ 屋台製作は、町農業振興協議会(会長・多田欣一町長)が主体となり、平成22年度〔2010年度〕から3カ年計画で進めている「農商工連携による住田農業振興プロジェクト」の一環。住田の食を広く全国に発信する方法の一つとして、地元材を使った屋台を造り、“住田らしさ”を出そうと今年〔2012年〕3月に企画を立ち上げた。/ これまで関係者間で協議を重ね、図面やミニチュアなどでイメージを固めた。しかし、「実物大の屋台を見てみないと活用のアイデアが生まれにくい」との声もあり、実際に製作することとなった。/ 製作に当たっては、地元の林業関係者や第一線を離れた気仙大工らが協力。世田米地内の作業場で今月〔7月〕3日から開始し、12日も慣れた手つきで作業を進めた。/ 屋台の大きさは横約2メートル20センチ、高さ約2メートル、幅約1メートル40センチと、軽トラックに載るサイズ。住田の蔵を模し、対面販売などができる基本的なデザインとした。/ 今後は車輪やのれんなどを装着し、世田米商店街で行われる〔住田町〕夏まつりでお披露目する予定。地場農産品販売、鶏ハラミといった名物グルメ提供などへの利用が考えられており、秋の住田産業まつりなど町内の各種イベントにおける活用を見込んでいる。/ また、せたまいまちづくり委員会農商工連携による人材育成の場・実践塾などとも連携。アイデアを出し合い、新たな活用法も模索していく計画だ。/ スギの良さを見直し、人や社会との新たな関係づくりを目指す日本全国スギダラケ倶楽部の代表で、屋台事業のアドバイザーを務める南雲勝志さん(東京都)は「造るのが目的ではなく、どう使いこなすのかが大切。販売や食の提供だけではなく、おじいちゃんたちが集まって酒を飲むなど地域コミュニティーの場としても活用できる。住田のスギを町内で使い、使い方とセットで発信してもらいたい」と期待を寄せている。」「2012年07月14日付 7面」「▲地元のスギ材を利用した屋台製作を進行中=住田町世田米」
Facebook http://www.facebook.com/photo.php?fbid=263823983731498&set=a.114505511996680.20434.100003116946580&type=1
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▼夏祭り〔2012.7.29〕ハンドtoハンド http://pub.ne.jp/kaorumurakami/?entry_id=4452829
▼【杉だら】日本全国スギダラケ倶楽部 【スギダラ】 http://www.sugidara.jp/
▼スギダラな年明け:月刊杉WEB版 76号〔2012-02〕| http://www.m-sugi.com/76/m-sugi_76_nagumo.htm
▽――「〔前略〕/ 住田町のこと/ 年明け早々、岩手県気仙郡住田町というまちを訪ねた。「日本一の林業のまち」を目指している。三陸の豊富な水産物、古くは伊達藩の鉄砲の火縄銃の産地であり、砂金やたたら製鉄などの鉱山でも盛んであったため、内陸部との重要な交通拠点として栄えた。美しい気仙川沿いに形成される町の中心部には昭和橋という風情のある橋が架かり、その脇に倉が並び繁栄を感じさせる。最近では震災に送る仮設住宅をまちの単費で一躍建設したことでも話題になった。そしてまちの自慢は大規模な製材工場、乾燥施設、集成材製造工場などがある。古い歴史と新しい大規模製材工場、そして地方都市の抱える人口現象に対し、林業でそこまで出来るか、来月再び地域の皆さんとディスカッションし、今後の可能性を考えて見る。/〔後略〕」「文・写真 / 南雲勝志」
▼来たれ!自慢の味/かまもちコン初開催/町内外から作品募集/商品化に向け住田農振協〔2010年10月03日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws6075


▼【住田】息ぴたりドリル演奏/県警音楽隊がコンサート〔2012.7.14〕|岩手日報・被災地ニュース http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/y2012/m07/h1207143.html
「〔岩手〕県警音楽隊佐々木正貴楽長、隊員28人)は〔7月〕13日、住田町の世田米小〔学校〕(佐々木郁男校長、児童156人)でコンサートを開いた。/ 音楽隊は全校児童と、地域住民約20人を前に、人気映画やアニメのテーマ曲など9曲を演奏。児童の楽器演奏や指揮者体験も行われ、会場は一体となって音楽を楽しんだ。ドリル演奏では、一糸乱れぬ動きで隊列を変化させながら演奏する様子が子どもたちをくぎ付けにした。/ 音楽に合わせて色鮮やかな旗を振るカラーガードも登場し、聴衆から大きな拍手が送られた。指揮者体験をした菅野陽奈さん(6年)は「少し緊張した。いろんな曲を聴けて楽しかった」と振り返った。/ 【写真=迫力十分の演奏を披露する県警音楽隊】/ (2012.7.14)」


▼学生700人/今夏も仮設へ…岩手県立大呼びかけ〔2012年7月13日〕 : ボランティア : 役立ちたい : 東日本大震災YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/feature/eq2011/help/volunteer/20120713-OYT8T00459.htm
「夏休みを控え、岩手県滝沢村の県立大学学生ボランティアセンターの活動が本格化している。/ 昨春〔2011年春〕の大型連休から全国約150大学の1700人以上を受け入れ、ボランティアとして津波で被災した県沿岸部に派遣しており、今夏も700人を送り込む。」
「■被災者生活支援に全国から/ センターは、2007年の新潟県中越沖地震の被災地で活動した同大の学生が中心となり、08年に設立。学生らは同年の岩手・宮城内陸地震の後には、岩手県一関市を拠点に被災世帯を巡回するなどした。/ 東日本大震災では発生10日後から活動を開始。昨春の大型連休には同県住田町の体育館を拠点に、全国13大学の512人が同県釜石市などで子どもの遊び相手などをした。/ がれき撤去などでさらに多くの人手が必要だったため、センターは昨年6、7月、京都市名古屋市など全国10か所で説明会を開いた。その結果、昨夏は147大学から1086人が集まった。/ 今年〔2012年〕2月には県立大の学生やOBらがNPO法人「いわてGINGA—NET」を設立。同大の教員らも加わって災害ボランティアの養成も行っている。代表の八重樫綾子さん(22)は今春、県立大社会福祉学部を卒業したばかりで、「被災者が仮設住宅から恒常的な家に引っ越すまで支援を続けたい」と意気込んでいる。/ 今夏は8月8日から9月24日にかけて派遣するが、募集開始から10日ほどで定員の700人が埋まった。1人当たりの参加費は2万円で、活動期間は5泊6日。/ 学生たちは住田町の廃校舎〔旧 下有住小学校〕に宿泊し、5、6人が一組となって仮設団地で入居者の声を聞いたり、子どもたちの勉強や遊び相手となったりする。/ 参加者の半数は昨夏の経験者だ。県立大社会福祉学部2年の田口隆啓(たかひろ)さん(19)は「昨年のお茶飲み会に来てくれたおばあちゃんたちと再会できるのが楽しみ」と話している。/ 災害ボランティア活動に詳しい立命館大学政策科学部の桜井政成准教授(社会福祉学)(37)の話「被災地の大学が、ボランティア活動の調整役となるのは新しい試み。被災地の現状をよく知っているので、送り出す大学側も安心できる。ボランティアセンターを作る大学は増えており、センター同士が日常的なつながりを作ることが災害時に生きてくるだろう」」「〔写真:〕今夏の活動について打ち合わせをする八重樫綾子さん(中央)(岩手県滝沢村で)」「(2012年7月13日 読売新聞)」


▼水泳の上達目指す/体育アシスタント事業/有住小〔2012年07月12日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7797
「住田町立有住小学校(佐々木英雄校長、児童109人)は〔岩手〕県教委による「公立小学校体育実技アシスタント派遣事業」を活用して〔7月〕9日、水泳の授業を行った。遠野市水泳協会の会員らが水に親しむ方法や泳ぎ方のポイントを教え、子どもたちは楽しみながら学んでいた。/ 同事業は、児童の運動意欲や体力向上を図ろうと平成20年度〔2008年度〕から展開。体育実技支援を希望する公立小学校に対し、大学生や地域スポーツ指導者らをアシスタントとして派遣している。/ 住田町では本年度、同校と世田米小学校(佐々木郁男校長、児童156人)が活用。どちらも水泳の授業に講師派遣を依頼した。/ このうち、2年目の実施となる有住〔小学校〕には、遠野から正部家孝枝さんと菊池久志さんが訪問。1〜2年と4〜6年を対象とした二つの授業に参加し、泳法などを指導した。/ 低学年の授業では、水に親しみながら泳ぐ基本を身に付けるプログラムを実施。水中に10秒間全身を沈める「息こらえ」や泳ぐ際に最も大切なフォームとされる「けのび」、泳ぎ進める基本の「キック」などを伝授した。/ 正部家さんは「もう少しあごを下げてみて」「うまいねぇ」などと児童一人ひとりとコミュニケーションを深めながら指導。どんどん上達を見せる子どもたちに「今日のことを生かして水泳の授業を頑張ってほしい」とエールを送った。/ 同校では12日も4〜6年を対象に2回目の指導を行う。」「2012年07月12日付 6面」「▲アシスタントとして派遣された正部家さん(左)が水泳を指導=有住小学校」
岩手県|学校体育 http://ftp.www.pref.iwate.jp/list.rbz?nd=1826&ik=3&pnp=86&pnp=1781&pnp=1826


▼住田、一関二破る/ベスト16入り/きょう大高、東高が登場〔2012年07月12日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7798
「第94回全国高校野球選手権岩手大会の2、3回戦12試合は〔7月〕11日、盛岡県営球場など4会場で行われた。注目の気仙勢は、住田高校が一関二〔岩手県立一関第二高等学校〕を接戦の末破り、16強入りした。12日は大船渡、大船渡東がベスト16をかけてそれぞれ戦う。/ 住田は大会5日目の11日、花巻球場第2試合に登場して一関二と対戦。初回、1番及川凌が内野安打で出塁、犠打で1死2塁とし、3番猪股の中前安打と相手失策で1点を先制した。/ 続く2回には、8番伊藤が左中間を破る二塁打を放ち、9番村上拓の中前適時打で1点を追加。3回にも2死三塁で5番佐々木元が絶妙なバントを決めて1点を奪った。/ 序盤は住田優勢の試合展開だったが、3、5、8回に1点ずつを失い同点とされた。/ 3対3で迎えた最終回、住田は先頭打者の8番・伊藤が四球を選んで出塁。犠打で1死二塁、1番及川凌が二ゴロで走者を三塁に進めると、3番猪股が値千金の中前適時打を放ち勝ち越しに成功。この1点を守りきって4対3で勝利し、4回戦に駒を進めた。/ 12日は花巻球場第2試合(午前11時30分)で大船渡東が金ケ崎と対戦。同第3試合(午後2時)で大船渡が釜石商工との沿岸対決に臨む。/ 住田は14日、同球場第3試合(同)で黒沢尻工と盛岡四の勝者と顔を合わせる。〔雨天順延により7月17日、盛岡四と対戦〕/ 大会結果次の通り。/ 住田 111000001|4/一関二 001010010|3/ (住)佐々木元、猪股─ 及川優/ (一)熊谷俊─ 菅原輝/  三塁打=及川優(住)/ 二塁打=伊藤(住)茂庭(一)」「2012年07月12日付 6面」
朝日新聞デジタル高校野球「一関工、シードの盛岡市立に逆転勝ち 岩手大会」〔2012年7月12日〕 - 岩手大会ニュース http://digital.asahi.com/koshien/iwate/articles/TKY201207110732.html?ref=comkiji_txt_end
「〔前略〕/ ■「打ち勝つ」強さ 部員15人で好調/(住田4—3一関二)/ 初戦でシード校の宮古商を破った住田〔高校〕が一関二を下し、波に乗っている。部員は15人だけ。冬は降雪で本格的な練習が遅れる。震災で2人が被災し、1人が仮設住宅から通学する。/ 厳しい環境で掲げたモットーは「打ち勝つ野球」。打線強化が実り、初戦は9安打、一関二戦は13安打。「捨て身のこわさがあった」と一関二の佐藤長善監督。9回に勝ち越し打された熊谷俊太郎投手(3年)も「甘くないコースに投げた直球をうまく打たれてしまった」。/ 少ない部員の絆は強い。毎回のように円陣を組み、ピンチのたびにマウンドに集まる。投手には笑顔が絶えない。6回からリリーフし、勝ち越し打を放った猪股竜司(3年)は「追いつかれても負ける気はしなかった」。遠藤利治監督は勝利に涙し「ナイスゲーム、ナイスピッチング」。/〔後略〕」「2012年7月12日1時47分」


▼住田・滝観洞、15日に再開/震災から1年4カ月ぶり〔2012/07/11〕|岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120711_7
住田町上有住滝観洞(ろうかんどう)まつりは〔7月〕15日、2年ぶりに開かれる。東日本大震災地震で被害を受けた洞内の復旧工事が終了したため、例年秋に開催していたまつりを前倒しし、同日から再び入洞を解禁する。/ 滝観洞は、地震で洞内が一部崩落するなど被害を受け、昨年〔2011年〕3月から入洞できなくなっていた。今年〔2012年〕6月から復旧作業に着手し、今月〔7月〕9日に工事が完了。日本一の洞窟内滝とされる落差29メートルの「天の岩戸の滝」も再び見学できるようになった。/ まつりは午前10時から午後3時まで。制限時間10分以内に何人前のそばを食べられるかを競う特別イベント・滝流しそば大食い大会の参加者も募集中。問い合わせは滝観洞観光センター(0192・48・2756)へ。/ 【写真=滝観洞の最奥に位置する「天の岩戸の滝」。震災から1年4カ月ぶりに見学できるようになる】/ (2012/07/11)」
▼滝観洞復旧、再開へ/15日から入洞可能/記念のまつりも開催〔2012年07月11日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7793
「昨年〔2011年〕発生した東日本大震災の大地震で被災した住田町上有住「滝観洞」は〔7月〕9日、復旧工事を終了した。15日(日)から1年4カ月ぶりに入洞を再開することにしており、この日〔7月15日〕は記念の「滝観洞まつり」も催す。多くの来場を呼び掛けている。/ 滝観洞は長い時間をかけて自然がつくりだした鍾乳洞で、同町が誇る観光地の一つ。洞口から約880メートルの地点には、洞内の滝としては日本一という落差29メートルの「天の岩戸の滝」がある。洞内の気温は年中10度前後で、夏場は涼を求める観光客らでにぎわう。/ しかし、震災では落石などの被害が発生し、余震の恐れもあることから、町はすぐ近くの白蓮洞とともに入洞を禁止。今夏の本格的な観光シーズンを前に先月〔6月〕6日から復旧工事を行い、約1カ月をかけて落石個所の整備や照明器具の取り替えなどを行った。/ 安全が確保されたことから、15日午前10時から一般の入洞を再開。入洞先着100人には粗品をプレゼントする。受け入れは午後3時までで、入洞料は大人1000円、中学生700円、小学生500円。一方、白蓮洞への入洞は引き続き禁止している。/ 同日は同9時からの安全祈願祭に続き、同10時から滝観洞観光センターでまつりを開催。滝流しそば処では午前10時30分から特別イベント「滝流しそば大食い大会」を開き、小学生以下と大人の2部門(各部15人ずつ)で大食い自慢を競う。参加費は無料で、〔7月〕13日(金)まで出場者を募っている。/ 同11時30分からは五葉山火縄銃鉄砲隊、正午からはよさこいのアトラクションを展開。午後1時から住田ふるさと夢学校講座「ジオパークと滝観洞の可能性」(講師・宮江介氏)、同2時30分から再開記念もちまきを行う。/ 渓流釣り体験(体験料1人1000円、制限時間60分で10匹まで、午後2時終了)、屋台(川魚の塩焼きや産直新鮮野菜などを販売)、特設ジンギスカン焼き(1人前500円で提供)、グルメ・鶏ハラミの各種コーナーも開設する。/ 同センターの高橋勲主任は「1年4カ月休業を余儀なくされていたが、やっと再開できる。一人でも多くの方に遊びに来てほしい」と話している。/ 大食い大会の参加申し込み、まつりへの問い合わせは同センター(TEL〔0192-〕48・2756、FAX〔0192-〕48・3250)へ。」「2012年07月11日付 6面」「▲復旧工事が終了し、15日から一般の入洞を再開する滝観洞=住田町」
▼滝観洞 - 滝観洞観光センター http://rokando.sumita-gayagaya.com/kanko_center.html
▼住田町観光協会|滝観洞まつり開催のお知らせ〔2012年6月29日〕 http://sumitakankou.blogspot.jp/2012/06/blog-post_29.html
▼滝観洞まつり〔2012.07.02〕|さんりく観光情報:いわて三陸観光情報ポータルサイト http://www.iwatetabi-sanriku.jp/post/?p=2834
▼住田町観光協会|第4回住田ふるさと夢学校開催のお知らせ〔2012年7月9日〕 http://sumitakankou.blogspot.jp/2012/07/blog-post_09.html


▼うごく七夕実行委へ寄贈山車が到着/住田で装飾作業/町夏まつりでも巡行〔2012年07月11日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7792
「8月7日(火)に本祭を迎える陸前高田市の「うごく七夕まつり」を前にした〔7月〕9日、熊本県熊本市市民グループから同まつり実行委員会(福田利喜委員長)に山車1台が贈られ、住田町に到着した。山車は町内で装飾作業がなされ、今月28日(土)の町夏まつりでは本祭よりひと足早く巡行する。/ この山車は、熊本市に事務局を置く「祭りくまもと東北応援隊」(浜島巌会長)が用意。約500万円の寄付を募り、ヒノキやケヤキを材料に制作した。大きさは高さ約6メートル、幅4メートル、奥行き5メートル。地元、東京都新宿区、神奈川県平塚市で披露したあと、大型トラックで住田に運ばれた。/ トラックは9日昼過ぎに世田米駅前に到着。現地には同まつり実行委や町内の有志で構成する「甦ったうごく七夕お披露目実行委員会」(和泉三秋委員長)のメンバーら約20人が出迎えた。/ 山車は解体された状態で届けられ、関係者らはさっそくクレーンで柱や車がついた土台部分などを降ろし、組み立て作業を展開。陸前高田、住田の両地域が力を合わせて汗を流した。/ 今後は囃子隊が入るスペースに柵を取り付けるなど、“高田仕様”の山車にする作業を行う。山車は大町祭組が使用するが、本祭を前に夏まつりでも巡行。現在、住田町内の仮設住宅入居者や地域住民らが飾りを制作しており、当日は住田から陸前高田への山車引き渡し式を行うほか、この日だけの特別山車として世田米商店街を練り歩く。/ 福田委員長は「夏まつりの当日は、陸前高田と住田の山車として運行したい。住田の皆さんが盛り上げてくれて、大変感謝している」と笑顔。二つのまつりの成功を願っていた。」「2012年07月11日付 3面」「▲熊本から贈られたうごく七夕山車が到着=住田町」

▼住田で「うごく七夕」運行/7月28日、絆の象徴に〔2012/07/11〕|岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120711_12
陸前高田市の伝統の夏祭り「うごく七夕」の山車1台が〔7月〕28日、住田町世田米の住田町夏まつりで運行する。山車は熊本市から寄贈されたものを使い、飾りは住田町民有志と陸前高田から同町への避難者が協力して制作中。震災直後から被災地の後方支援を続けている住田と陸前高田の新たな絆の象徴として、関係者は張り切って準備を進めている。/ 住田町の仮設住宅に暮らす被災者と町民有志約20人は現在、町内で山車の周囲に垂らす「御簾(みす)」作りなどに取り組んでいる。同町の仮設住宅への入居者は大半が陸前高田市民。「うごく七夕」経験者を中心に6月下旬から作業を始めた。/ 山車は「陸前高田」の看板を掲げ、〔7月〕28日午後4時半ごろから運行予定。同町への避難者や町民有志が山車をひき、祭りばやしは8月7日のうごく七夕本番で山車を使う「大町組」や、他の祭組の有志が担当する。/ 【写真=熊本市から届いた山車を組み立てる陸前高田市の大工ら=9日、住田町世田米】/(2012/07/11)」

▽参考:
▼「うごく七夕」の飾りづくりが進んでいます〔2012.07.14〕|邑サポート http://311cdnet.blog.fc2.com/blog-entry-116.html
▼「うごく七夕」in 住田町夏まつりに向けて(2012年7月) - Togetter http://togetter.com/li/345749
▼うごく七夕祭り〜熊本から陸前高田へ山車を贈ろう〜(hoashi hideki)|READYFOR? https://readyfor.jp/projects/ugokutanabata
▼東北支援イベント「うごく七夕」、7月1日新宿で開催〜熊本と岩手・陸前高田が合同イベント〜〔2012-05-25〕|観光物産総合研究所/地域振興(まちづくり)ネットワーク http://d.hatena.ne.jp/nada22/20120525/1337914803


▼林政ニュース第440号〔2012年07月11日〕|日本林業調査会 http://www.j-fic.com/rinseibn/rn440.html
「発行日:2012年07月11日」「【地方のトピックニュース】〔中略〕 ◆住田町が2本立てのCO2販売で「森林づくり基金」/〔後略〕」
▼日本林業調査会|住田町が「森林づくり基金」創設、2本立てのCO2販売活用〔2012年7月13日〕 http://www.j-fic.com/news/%E4%BD%8F%E7%94%B0%E7%94%BA%E3%81%8C%E3%80%8C%E6%A3%AE%E6%9E%97%E3%81%A5%E3%81%8F%E3%82%8A%E5%9F%BA%E9%87%91%E3%80%8D%E5%89%B5%E8%A8%AD%E3%80%81%EF%BC%92%E6%9C%AC%E7%AB%8B%E3%81%A6%E3%81%AEco2.html
岩手県住田町は、町有林を活用した排出権取引(CO2吸収クレジット)で得られる資金を原資に、森林整備や森林環境教育などを行う「住田町ふるさとの森林づくり基金」を創設した。一般社団法人フォレストック協会が認定するCO2吸収量クレジットと、環境省のJ-VER制度の2つを活用する。→詳しくは、「林政ニュース」第440号(7月11日発行)でどうぞ。」
▼住田町、森林づくり基金設置/CO2排出権取引本格化〔2012/06/19〕|岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120619_1
▼森林づくり基金:住田町が設置/CO2排出権取引制度を活用 /岩手〔2012年06月21日〕|毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120621ddlk03040020000c.html


▼第94回全国高校野球選手権岩手大会/大船渡東、住田が快勝/高田は初戦敗退〔2012年07月10日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7789
第94回全国高校野球選手権岩手大会は〔7月〕7日に開幕し、9日までに1、2回戦合わせて25試合が行われた。注目の気仙勢は〔岩手県立〕大船渡東〔高等学校〕が久慈東に快勝。住田岩手県立住田高等学校〕もシード校・宮古商を下したが、〔岩手県立〕高田〔高等学校〕は水沢にコールド負けを喫し、初戦で姿を消した。/ 大船渡東は8日、気仙勢の先陣を切って花巻球場第2試合に登場し、久慈東と対戦。0対0で迎えた二回、大船渡東は先頭の5番・鈴木航が左前安打で出塁し、相手の連続失策などで4点を先制。七回には2番・志田彬、3番・金野隆、4番・佐藤洸の3連打で2点を追加し、久慈東を突き放した。/ 大船渡東の先発・金野隆は、抜群の制球力をみせ相手打線を散発4安打完封。1回戦を快勝して2回戦に駒を進めた。/ 一方、住田は9日の2回戦の花巻球場第1試合で宮古商業と対戦した。初回に本塁打を浴び先制点を許したが、四回に2死二塁として6番・菅野、7番・佐々木裕の連続適時二塁打で2点を奪い、逆転に成功。七回には3連打に犠打を絡めて3点を加えて5─1とリードを広げた。/ 住田の先発・佐々木元は制球が良く、二回以降、打たせて取る投球で相手打線を1失点に抑え、リードを守り切った。/ 2回戦から登場の高田は9日の県営球場第3試合でシード校の水沢と対戦。初回、3番・佐藤隼の適時三塁打で1点を先制した高田はその裏、同点に追いつかれたが、三回に5番・吉田心、四回に1番・菊池の適時打でそれぞれ1点を奪い、2点差とした。/ しかし、その裏、再度同点とされたあと、六回に5安打を集中され2失点。七回には連続適時打で2点を奪われたあと、二死満塁の場面で走者一掃の適時打を許して7点差をつけられ、コールド負けした。/ 大会4日目の10日は、大船渡が花巻球場第2試合(11時30分開始予定)で紫波総合と、大船渡東が雫石町営野球場第2試合(同)で西和賀とそれぞれ3回戦進出をかけて戦う。/〔後略〕」「2012年07月10日付 6面」「▲【高田─水沢】1回、3番佐藤隼の適時三塁打で走者・菊池がホームインし1点先制=県営球場」
▼大槌が延長十五回制す/高校野球岩手大会〔2012.7.10〕|岩手日報高校野球 http://www.iwate-np.co.jp/kouya/y2012/k1207101.html
「第94回全国高校野球選手権岩手大会は〔7月〕8、9の両日、〔岩手県盛岡市の県営球場などで1、2回戦21試合を行った。/ 第3日の9日は2回戦12試合を行い、大槌が延長十五回を戦い6−5で盛岡農を振り切った。シード4校のうち盛岡市立は江南義塾盛岡に14−2、水沢も高田に10−3でコールド勝ちしたが、盛岡工は盛岡北に3−5で競り負け、宮古商も2−5で住田〔県立住田高校〕に敗れた。/ このほか盛岡中央は宮古工を10−0の五回コールドで退け、大野は黒沢尻北に5−4で逆転サヨナラ勝ちした。一関工は北上翔南に7−0、盛岡一は13−1で水沢農を圧倒し、ともにコールド勝利で初戦突破。水沢一は釜石を5−1で下した。一関二は平舘に7−1で完勝し、福岡は盛岡南に2−1で競り勝った。/ 第2日の8日は、第1シード盛岡大付が8−1で専大北上を下し、第2シード一関学院花泉を9−2の八回コールドで退けた。/ このほか軽米が一関高専に5−3、水沢商も5−3で宮古に勝ち、それぞれ3回戦に進出した。1回戦では盛岡四が久慈工と延長十二回を戦い、8−7でサヨナラ勝ちした。/ 第4日の10日は県営球場、花巻球場、森山総合公園球場(金ケ崎町)、雫石球場の4会場で2回戦12試合を行う。/〔後略〕」「【写真=大槌−盛岡農 延長15回表大槌1死一、二塁、佐藤大が決勝の左前適時打を放ち、6−5と勝ち越す。捕手安ケ平、球審浅水=雫石】」「(2012.7.10)」
▼盛岡北、盛岡工を破る〔2012年7月10日〕 : 岩手 : 地域|YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120709-OYT8T01158.htm
「〔前略〕/ <花巻〔球場〕>/ ◇逆転サヨナラ 住田—宮古商は、住田〔高校〕が四回に菅野、佐々木裕の連続適時打で逆転、七回にも加点し突き放した。宮古商は初回、千代川の本塁打で先制、10安打を放ったが、つながりに欠けた。/ 〔後略〕」「(2012年7月10日 読売新聞)」


▼IBC NEWS|ひき逃げの医師/懲役1年の求刑〔2012年07月09日〕 http://news.ibc.co.jp/item_17540.html

「今年〔2012年〕5月〔15日〕〔岩手県紫波郡紫波町で女性がひき逃げされ死亡した事件で、起訴された医師の男の初公判がきょう〔7月9日〕盛岡地裁で開かれ、検察側が懲役1年を求刑して結審しました。/ ひき逃げの罪に問われているのは、住田町世田米の医師 ****被告78歳です。起訴状によりますと、安井被告は今年5月、紫波町の国道で乗用車を運転中、道路を横断していた当時83歳の女性をはねたまま逃走したとされています。女性はその後、亡くなりました。初公判で安井被告は「間違いないと思う」と起訴内容を認め、逃走の理由について「事故を起こすと医師として働けなくなると思った」と述べました。検察側は「動機は自己中心的」として懲役1年を求刑し、安井被告は最終弁論で「長く医療に携わっていながら救命できず申し訳ない」と謝罪しました。判決は今月〔7月〕23日に言い渡されます。」「(2012年07月09日 19:17 更新)」

紫波でひき逃げ、83歳女性死亡/容疑の78歳医師逮捕〔2012/05/16〕|岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120516_4
▼ひき逃げで死亡、容疑の医師逮捕/岩手〔2012.5.17〕|MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/region/news/120517/iwt12051702010001-n1.htm
▼IBC NEWS|ひき逃げ死亡事件の医師を起訴〔2012年06月05日〕 http://news.ibc.co.jp/item_17290.html


▼住田に「うごく七夕」/夏まつりで山車巡行/仮設入居者と地域住民/交流深め飾り制作〔2012年07月07日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7782
住田町夏まつりは〔7月〕28日(土)、同町の世田米商店街で開かれる。今年は町民有志の発案により、8月7日(火)に本祭を行う陸前高田市の「うごく七夕」山車1台が巡行する。うごく七夕まつり実行委員会(福田利喜委員長)の協力を得て、熊本県市民グループから同委へ贈られる山車を使用。下有住基幹集落センターでの山車飾り制作には、町内の仮設住宅入居者や地域住民らが参加しており、夏まつりを楽しみにしながら交流を深め合っている。/ 夏まつりでのうごく七夕実施は、「住田うごく七夕実行委員会(仮称)」〔「甦ったうごく七夕お披露目実行委員会」〕(和泉三秋代表)が企画。気仙地域の祭りを住田で実施したいとの思いと、町内の仮設住宅入居者には陸前高田市民が多く、少しでも心のいやしになればとの願いから、陸前高田の実行委に協力を依頼した。/ 陸前高田側ではこれを快諾し、熊本市の「祭りくまもと東北応援隊」から贈られ、大町祭組が使用する山車(高さ約6メートル、幅4メートル、奥行き5メートル)の運行が決定。「準備からかかわることでまつりへの関心を高め、地域のコミュニティー形成につながれば」と、住田でも飾り作りを行うこととなった。/ 制作作業に当たっては、〔住田〕町内の火石、本町、中上の3仮設住宅団地の住民に声掛け。先月〔6月〕下旬から月、火、木、金曜日の午前中、希望者らが同センターで展開している。/ 主な作業はアザフ折りと、長さ約250センチの竹ひごに紙テープでアザフを巻き付ける御簾(みす)巻き。7月からは町商工会女性部員らも加わり、経験者から初心者まで1日20人前後が和やかな環境の中で手を動かしている。/ 高田町出身の河野みさ子さん(中上団地)は、「まさかここで御簾巻きやアザフ作りができるとは。夏まつり当日も楽しみ。ぜひ山車を引きたい」とニッコリ。作業会場などを世話する下有住地区民生児童委員協議会の金野純一会長は「仮設入居者と地域住民が目的を一つにして取り組むことは、交流の場としてもいい機会」と目を細める。/ 大町祭組の一員で、陸前高田実行委の菅野秀一郎副委員長は「住田の夏まつりで高田の七夕を披露できるのは楽しみ。当日はほかの地域にも参加を呼び掛けたい」と意欲を見せる。/ 山車は〔7月〕9日(月)に住田へ到着する予定で、飾り作りは19日(木)まで実施。夏まつりではこの日限りの“オール高田”山車として、商店街を巡行する計画だ。/ 和泉代表は高田町出身であり、うごく七夕への思いは深い。「七夕は心のよりどころであり、復興のシンボル。多くの協力で順調にここまできており、感謝している。住田にはちょうちん七夕があり、その下をうごく七夕が行き交うのは風情があると思う。高田、住田の多くの方々に見ていただきたい」と話している。」「2012年07月07日付 7面」「▲夏まつりで巡行するうごく七夕山車の飾りを作る参加者ら=下有住基幹集落センター」
▽参考:
▼うごく七夕まつり - 復興 陸前高田 うごく七夕まつり 公式HP http://www.rikuzentakata.tv/
facebook|祭りくまもと東北応援隊 http://www.facebook.com/matsurikumamoto
▼「うごく七夕」in 住田町夏まつりに向けて(2012年7月) - Togetter http://togetter.com/li/345749


▼【住田】自ら動く支援を学ぶ/有住中で町長招き復興授業〔2012.7.5〕|岩手日報・被災地ニュース http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/y2012/m07/h1207051.html
「住田町の有住中〔住田町立有住中学校〕(根田真江校長、生徒45人)は〔7月〕4日、多田欣一町長を招いて、住田町の被災地支援の取り組みを学ぶ特別授業を行った。生徒は授業を通し、積極的に自らの判断で行動する姿勢と心構えを学んだ。/ 全校生徒が参加。多田町長は隣接する大船渡、陸前高田両市への支援や、既存の制度にとらわれず仮設住宅を独自で設置した取り組みなどを説明。自ら判断して動く行動力や、助け合うことの大切さ、人が困っていたら手を差し伸べる思いやりについて、実例を交えながら講演した。/ 同校は〔岩手〕県の復興教育モデル校に指定されている。/ 【写真=多田欣一町長の話を真剣に聞く有住中の生徒】/ (2012.7.5)」
▼本県の復興教育本格化/県教委の学校支援事業開始〔2012/05/26〕|岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120526_7
▽――「震災を風化させず、教訓を将来に生かすことを目的とした復興教育や震災学習が、本県〔岩手県〕の教育現場で本格化している。県教委は本年度〔平成24年度〕から「いわての復興教育学校支援事業」を開始。〔中略〕/ 復興教育は▽防災教育 ▽ボランティア教育 ▽心のケア ▽地域との交流 ―など。県教委は全県立学校に加え、小学校26校、中学校20校をモデル校に選んだ。内陸を含む県内全市町村に小学校か中学校のモデル校が置かれ、県教委は1校につき20万円を補助し、取り組みを後押しする。〔後略〕/ (2012/05/26)」
▼スーパー科学高で文科省/復興寄与へ釜石高新指定/岩手県教委の復興教育46モデル校決定〔2012年03月29日、岩手日報〕|東日本大震災復興計画情報ポータルサイト http://www.jice.or.jp/sinsai/sinsai_detail.php?id=3599


▼7月24日まで参加表明/新庁舎DB提案競技/岩手県住田町〔2012-07-03〕|建設通信新聞 http://www.kensetsunews.com/article.php?article_id=A1207030606&date=2012-07-03&class=construction
岩手県住田町は、設計・施工一括発注(デザインビルド)方式による新庁舎建設業務の公募型プロポーザルを公告した。参加表明書は〔7月〕24日まで受け付け、31日に提案書提出要請者を選定する。提出期限は9月下旬。同月中に最優秀提案者を特定する。2012年度中に実施設計を完了さ〔以下略〕」「[2012-07-03]」
岩手県住田町/庁舎建替設計・施工一括プロポ公告/7月24日まで参加受付:今月のニュース〔2012年7月4日〕|日刊建設工業新聞 http://www.decn.co.jp/decn/modules/monthlynews/news.php?year=2012&month=7&day=4


▼大船渡市、陸前高田市、住田町の復興支援の現場より/環境未来都市を目指せ!〔2012年7月4日〕|日経ビジネスオンライン http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120703/234050/
「本誌連載「経営の設計学」で好評を博した宮田秀明氏が、新たな連載に取り組む。同氏は東京大学を退官、東北の被災地復興プロジェクトにプロジェクトマネージャーとして加わった。復興プロジェクトはどう進められているのか、課題は何か、現場の姿を伝えてもらう。」
「昨年〔2011年〕7月から、シンクタンク東日本未来都市研究会を組織して、気仙地方(大船渡市、陸前高田市、住田町)の復興を支援している。環境未来都市としての復興を目指す事業は2市1町と私たちの共同事業である。困難は多い。プレッシャーも大きい。そんな中で日夜頑張っている現場のことを伝えたいと思う。復興プロジェクトの成功は日本の経営力、プロジェクトマネジメント力の獲得にかかっている。」 「■大船渡市、陸前高田市、住田町の復興を支援/ 大船渡には、東北新幹線の水沢江差駅から車で入る。所要時間は1時間半ぐらいだ。“足”はタクシーだったり、レンタカーだったり。レンタカーの方が安いのだが、やむを得ずタクシーを使うことも多い。冬場の凍結した道を、不慣れな私たちが運転するのは危険だ。それに、レンタカーの返却時刻は午後7時か8時までなので、遅くまで打ち合わせをしていると間に合わなくなる。/ 基本的には日帰りが多いのだが、最近は宿泊することが多くなった。〔2012年〕5月は3回訪れて、3回とも1泊した。こんな時は仕事後に、大船渡駅近くの屋台村で食事をとることが多い。プレハブの小さな飲食店が20軒ほどあって、結構おいしい店が少なくない。86歳のおばあちゃんを含めて、素敵な人々が営んでいる。被災された方が多いはずなのに、みんな明るくて優しい人ばかりだ。/ 昨年〔2011年〕6月に東北復興を支援するために20社余りの民間企業を束ねて東日本未来都市研究会という社団法人をつくった。そしていろいろな事情から気仙広域連合(大船渡市、陸前高田市、住田町)を支援することになった。どの被災地も大変だが、この地方は震災前から少子高齢化と人口減少が続く経営の難しい地域だ。/ 今年〔2012年〕1月までは、内閣府が推進する「環境未来都市」の指定を獲得するための申請作業や、2市1町間の調整作業などで時間がかかってしまった。「環境未来都市」は国の成長戦略の一つで、色々な環境技術を導入して世界に誇れる都市を創造するプロジェクトである。全国で11都市(地域)が選ばれた。しかし、環境未来都市に対する国の予算処置は十分とは言えず、費用の50%は地元負担だ。なので、2市1町の体制づくりや、資金作りのための調整とお願い作業にエネルギーを使かった。/ 〔2012年〕2月にはようやく、2市1町と東日本未来都市研究会によって環境未来都市プロジェクトを進めるための気仙広域環境未来都市推進共同運営体を組成した。3月にはキックオフのミーティングを開いた。4月からは、東日本未来都市研究会のコーディネーターと2市1町の部課長による定期合同会議を始めた。進捗を定期的にチェックし、先に進めるための会議だ。4月16日には2市1町の部課長向け説明会も開いた。/ さらに、5月22日には地元事業者に対する説明会、5月31日には市民の方々に対する説明会〔「気仙広域環境未来都市概要説明会」(大船渡市市民文化会館「リアスホール」)〕を開催した。プロジェクトの内容を説明すると、市民説明会には150人ぐらいの方が集まってくださった。最終的には市民の方々に喜んでいたかなければならないので、重要な作業だ。/ 4月26日には前田国土交通大臣(当時)が急きょ、石巻と大船渡を訪問し、復興の先進モデルを両市に作るよう激励してくれた。前田大臣は、国土交通行政で様々な改革を実行しようとしていた。昨年7月からは蓄電議員連盟の顧問に就任し、二次電池による蓄電の広報普及活動に大きな協力をしてくれた。この活動には筆者も関わった。復興にも大変な力を発揮していた。あるセミナーで前田大臣は「復興に失敗すれば、第2の敗戦だ」とあいさつした。前田大臣は、復興を担う研究会を立ち上げた私たちと志を共有してくれた。」
「■我々には技術力がある/ 東日本未来都市研究会には5人のコーディネーターがいる。そのうち、YNさんは大船渡に常駐している。YMさんも半分常駐している。二人の宿舎は地元の医療介護関係の有力者K氏が経営する法人の研修所である。ご厚意でお借りしている。私も宿泊するときはここに泊めていただく。/ この研究会が気仙地方に提案しているプロジェクトは5つある。/ A.蓄電池設備を付帯したメガソーラー発電所建設/ B.色々な機能が集積したコンパクトな街の整備/ C.野菜などを生産する植物工場・水産加工業エネルギーマネジメントシステムの構築/ D.木造環境性能住宅団地モデルの開発/ E.医療・介護・福祉の連携モデルの創出/ しかし、国が2011年度に用意した復興関係予算は、ほとんどが土木建設的なものに配分された。被災地の産業を振興して、雇用を守るといった視点がなかった。おまけに省庁縦割りにされ、細分化された事業として被災地の自治体に降りてきたりする。市町村の対応は大変である。大船渡市の職員は、いまだに休日出勤が多い。研究会のコオディネータYNさんやYMさんの苦労も募るばかりだ。/ ようやく、2012年度になって、土木建設的なものでないプロジェクトも増えてきた。5つのプロジェクトの企画や設計に対しても予算がつけられるようになった。/ 2012年度には、いろいろな復興プロジェクトを本格化しなければならない。例えば、環境省が推進する地域グリーンニューディール基金のようなプロジェクトが必要だ。自然エネルギー発電など、環境改善の技術を複合的に組み合わせて、新しいグリーンニューディールシステムを地方公共団体の施設を中心に創造しようという大変先進的なプロジェクトである。施設単位で、電気の地産地消を実現するのである。おまけに費用の100%を国が補助する。予算規模は全国で550億円だから、相当の効果を生み出せる。日本の環境エネルギー問題を解決するための先導的な事業となるだろう。/ 大船渡市の市民文化会館(リアスホール)と吉浜拠点センター、陸前高田市のサンビレッジ高田という体育館が、地域グリーンニューディール基金の最初の対象公共施設になった。この三つの公共施設を、同基金を模範例に育てたいと思う。/ 幸い私たちには、それを実現する技術力がある。この6月末に、JR東日本平泉駅が日本初のエコステ(エコノミーステーションの略)になる。1年のうち170日は電気エネルギーのすべてを太陽光エネルギーで賄う。年間の消費電気エネルギーの80%を自然エネルギーで賄うことができる日本初の駅になる。これを実現するために78キロワットの太陽電池と240キロワット時の二次電池を設置する。この二次電池の導入規模は日本最大である。このエコステの基本仕様は、私たちがシミュレーションに基づいて設計した。」
「■エネルギーの50%を自給自足できるエコ公共施設を造ろう/ このシステムの設計技術はそのまま気仙地方の公共施設のグリーンニューディール化と、最適な環境防災拠点化に応用できる。/ このグリーンニューディール基金事業の気仙地方におけるモデルは次のようなものがいいだろう。/ 1.エネルギーの20〜50%を自給自足できるエコ公共施設/ 2.災害時・非常時にエネルギーの100%を自給自足できる防災拠点(災害時には、エネルギー消費量を通常の30%程度に絞ぼることを想定)/ 3.電気自動車用充電設備を持ち、ゼロエミッション連絡交通手段と非常時移動手段を確保する施設/ 4.風が弱くて、日射の多い気仙地方の気候条件にかんがみて、太陽電池二次電池を中心としたシステムとする。ケースによってバイオマス発電と電気自動車を組み込むことも考慮する/ 5.通信・情報技術によって公共施設間の電力融通を可能にするシステムに発展させていく/ このうち3以降は、この予算の対象外だ。将来、これらの要素を取り入れることができれば、素晴らしい公共施設になるだろう。/ 気仙地方のグリーンニューディール化モデルでは、太陽電池リチウムイオン電池とパワコン(変換制御機器)が主要な構成部品となる。このため、定置利用型のリチウムイオン電池が安定的に供給される体制が待たれる。公共施設内で電力の需給が完結するエネルギーマネジメントのためのソフトウェアも構築する必要がある。今のところ、余剰電力を売電することが許されていないからだ。/ 100キロワット時〜250キロワット時の容量の電池はようやく実証実験が始まるところだ。商品としての提供されるのは1年後だろう。なので、大船渡市市民文化会館など、この規模の電池が必要な大型施設の建設は2013年度以降にしたほうがいいだろう。吉浜拠点センターのような公民館規模で30キロワット時ぐらいのリチウムイオン電池を導入するケースは、私たち、東日本未来都市研究会の参加企業がまさに実証実験を始めるところだ。この応用として、今年度内に何とか完成させることが可能だろう。/ 気仙地方で実施するグリーンニューディール基金事業は、全体としては2013年度からがピークになる情勢である。最も進んだエネルギーマネジメントシステムが被災地で実現することの意義は大きい。この公共事業をきっかけに、機器類の価格低下と普及、そしてエネルギーマネジメントシステムの開発が進めば、世界にさきがける技術の開発と普及にも弾みがつくだろう。 」
▼気仙地域で「環境未来都市」構想−蓄電・医療など事業説明会に150人〔2012年06月01日〕|三陸経済新聞 http://sanriku.keizai.biz/headline/124/
▼「環境未来都市」構想を、気仙地域で描く〔2012年6月7日〕|みちのく仕事 http://michinokushigoto.jp/archives/3991
▼大船渡市の太陽光発電所用地を探せ!〔2012年7月20日〕|日経ビジネスオンライン http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120717/234491/


▼気仙川に夏の情景/県内トップ切りアユ漁解禁/早朝から多くの太公望〔2012年07月03日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7769
陸前高田市住田町を流れる気仙川のアユ漁は〔7月〕1日、県内河川のトップを切って解禁した。東日本大震災の影響や放射性物質風評被害が心配されたものの、川沿いには早朝から多くの〝太公望〟らが訪れ、さおの感触を確認。夏ならではの情景が広がった。初日は気温、水温ともにやや低めとなったが、中には3ケタ台の数を釣り上げる人もあるなど釣果は上々。関係者らは「今後も好漁のペースが続いてくれれば」と期待を寄せている。/ 気仙川は〝アユの宝庫〟として知られ、例年7月1日の解禁日には県内外から多くの太公望たちが訪れる。今年は、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて同川水系のウグイから食品衛生法上の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を上回る放射性物質が検出され、アユへの影響も心配されていた。/ 解禁を前に、県は6月中旬、同川支流(陸前高田市矢作川)で放射性物質検査を実施。同川漁協(高橋勲組合長)も同月27日に本流(住田町世田米地内)で検査を行ったところ、どちらも結果は「不検出」となった。/ 解禁日の早朝は曇り空が広がり、気温、水温ともにやや低めの中で今シーズンがスタート。前日から車内やテントで待ち構えた人も多く、各川岸には長いさおの列がズラリと並んだ。/ 太公望らはさおの感触を味わいながら、水中に糸を垂らしてアユの当たりを期待。さおの引きを見極め、アユがかかると笑顔を見せていた。/ 住田町世田米地内で臨んだ花巻市の男性(55)は「水が冷たく、少ないのが影響しているのか釣果はまずまず。暖かくなれば良くなってくるのでは」と話し、今後の釣果に期待を寄せていた。/ 毎年解禁を前に、同川漁協は中間育成したアユを放流。震災の影響で大幅縮小した昨年〔2011年〕に比べ、今年は500キロ増の1300キロを放ち、復興と好漁へ願いを込めた。/ 同川漁協によると、「釣り人の数は例年より若干少なめだが、震災や放射性物質の影響を考えるとそれなりの入りになったと思う。水の冷たさはあったが、ポイントによっては3ケタ台の数を釣った人もあり、釣果は上々。この状況がシーズン中続いてくれれば」と話している。/ 〔7月〕8日(日)午前4時には、大船渡市の盛川でもアユ漁が解禁する。」「2012年07月03日付 6面」「▲気仙川でアユ漁が解禁し、川沿いには太公望らが列をなした=住田町世田米」


▼9河川でアユ釣り解禁/風評懸念も釣果は上々〔2012/07/02〕|岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120702_2
「県内のアユ釣りは〔7月〕1日、気仙川閉伊川、砂鉄川など各地で解禁され、この日を待ちわびた釣り人が久しぶりの感触を楽しんだ。〔岩手〕県内では国の基準値を超える放射性物質の検出でイワナやヤマメなどの採捕自粛要請を受けた河川もあるが、アユは全河川で基準値を下回り、各漁協は一様に安堵(あんど)。ただ、風評被害を懸念する声は根強く、独自検査の実施など関係者は安全性のアピールに全力を挙げる。/ 住田町陸前高田市を流れる気仙川では、県内客を中心にまずまずの人出。盛岡市本宮の団体職員(50)は「事前に(放射性物質の)情報を見てきたが、自分で食べる分にはよほど高濃度でなければいいと思う」とさおを繰り出した。同川の遊漁券取扱店の中には例年より販売数が少ないとの声もあるが、気仙川漁協の高橋勲組合長は「(放射性物質の)検査をクリアしたことが何より」と安全のお墨付きを得て、シーズン本番に期待を膨らませる。/ 閉伊川漁協や気仙川漁協は県検査に加え、独自の放射性物質検査を実施。奥州市江刺区の釣具店つりショップかつやま(勝山利男代表)は県内の川魚の放射性セシウム測定値を店頭に張るなどし、不安払拭(ふっしょく)に努めている。県内水面漁協連合会のホームページによると、県内で1日にアユ釣りが解禁されたのは9河川。8月1日までに全河川で順次解禁される予定だ。/ 【写真=久々にアユの強いあたりを楽しむ釣り人。原発事故の風評被害が懸念される中、漁協などは安全性の周知を徹底する=1日午前8時、住田町世田米の気仙川】/(2012/07/02)」

▼アユ釣りが解禁〔2012年07月01日〕|NHK岩手県のニュース http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045622071.html
岩手県内の一部の川で〔7月〕1日、アユ釣りが解禁され、陸前高田市住田町を流れる気仙川〔けせんがわ〕では朝から大勢の釣り客でにぎわっています。アユ釣りの名所として知られる気仙川は、いつもの年と同じようにことしも1日4時に釣りが解禁され、陸前高田市横田町の気仙川の川岸には、地元を中心に大勢の釣り客が訪れています。/ 釣り客は川面に釣り糸を垂らすとあたりがあるまでじっと待ち、アユが糸を引くのを感じるとすぐに釣り上げ、中には20匹以上釣っている人もいました。/ 地元の65歳の男性は「毎年アユ釣りをしていますが、ことしはまだ形が小さいですね。アユ釣りは魚が竿を引く感触が面白くていいです」と話していました。/ 岩手県内では一部の川魚から放射性物質が検出されていますが、県が27の河川でアユの検査を行った結果、いずれも国の基準を超える放射性セシウムは検出されておらず、来月〔8月〕1日まで順次、アユ釣りが解禁されます。/ 気仙川漁協の高橋勲組合長は「アユ釣りは漁協の経営の柱となる漁ですので、きょうを迎えることができてうれしいです。多くの釣り客に安心して楽しんで欲しいです」と話していました。」「07月01日 13時31分」
▼気仙川 鮎釣り解禁〔201207/01〕|再生 陸前高田 http://rikutaka.blog.fc2.com/blog-entry-548.html

▼気仙川〔解禁日・遊魚料のお知らせ〕-観光|住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/kanko/kanko/kesengawa.html
▼気仙川 鮎釣りポイント-観光|住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/kanko/fishing/indexi.html


▽関連:
▼【東日本大震災】岩手・陸前高田の看護師育成 名古屋市大が特別入試枠〔2012.7.10〕|MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/life/news/120710/edc12071012390001-n1.htm
名古屋市立大は〔7月〕10日、岩手県陸前高田市の高校生を対象に、来年度〔2013年度〕から2017年度まで、看護学部看護学科に毎年2人の特別入試枠を設けると発表した。陸前高田市には名古屋市が職員を継続的に派遣するなど東日本大震災の復興支援をしており、地域医療を支える看護師の育成を支援する。/ 対象は陸前高田市内に住所がある同市、岩手県大船渡市、住田町内の高校の卒業生。入学検定料、入学金、授業料を全額免除とする。/ 陸前高田市名古屋市に看護師教育を受ける場の提供を打診していた。/ 戸苅創学長は「志の高い方に来てもらうことになる。(卒業後は)現地に戻って、中核的な看護師になってほしい」と話している。」「2012.7.10 12:38」
陸前高田市「公式フェイスブック」スタート−開始6時間で「いいね」1700超〔2012年07月06日〕|三陸経済新聞 http://sanriku.keizai.biz/headline/210/
Facebook|Rikuzentakata / がんばっぺし陸前高田陸前高田市】 https://www.facebook.com/RikuzentakataCity


▼2012年6月下半期:住田町に関する報道記事 - ilyaの日記 http://d.hatena.ne.jp/ilya/20120617/1339909558