ilyaのノート

いつかどこかでだれかのために。

経験音楽在台北2005

▼在台北購入的光盤
◇幻日『血染日輪』(2004) →Anthelion "Bloodstained Anthelion" ※台湾,Death
◇妮波寺樂隊『袪姆仕的秋天』(2003) →Nipples "James' Autumn" [WWR-003] ※台湾
◇莊葰媛『野花 Wild Flower』(2004) ※台湾,客家語,SWINGJACKのVo.(葰葰)
◇baboo『新台幣』(1992) [MSD-034] ※台湾,1st
◇左小祖咒『左小祖咒在地安門』(2001) →Zuzhou "Zuoxiao Zuzhou zai Dianmen" [lop-001] ※3rd,中国(台湾盤)
Four tet "Rounds"(2003) ※UK
◇V.A. "the Music from Beautifl Spain : Spring-Summer 2005"(2005) ※Avant Garden Records


▽2005年。チェーン展開するCDショップ「ROSE RECORDS(玫瑰唱片)」を台北ではよく見かける。幻日、Nipples、「野花」はその“地下音楽”(インディーズ?)の棚からセレクト。
▽再販制の縛りがなくCDや書籍は店舗による値段の差あり。中古(二手)盤が存外高い印象は受けたが、その妥当性如何。
▽公館台湾大学周辺)には自然音楽/ヒーリングミュージック系を専門に扱う「風潮唱片」があって興味深い。webページを見るに台湾各地に展開しているようなのだが、それほどの需要があるのだろうか? キングレコードワールドミュージック・シリーズの台湾盤も売っていた。
http://www.wind-records.com.tw/
▽同じく公館にあるライブハウス「河岸留言」はなかなか。〔追記:その後移転した〕 ライブチャージ250元〜300元。2005年5月20日のアクトはロック〜フュージョン系トリオ「R.A.Y. Band」(ギター、ベース、ドラムス)。同行のTM氏曰く「3人とも非常にしっかりした演奏技術」。なお、オーディエンスが完全に「静聴」する体勢で、踊る客が一人もいないのには驚く(後半、多少違ったようだが)。これが一般的なことなのか、この店に特徴的なことなのか、不詳。
http://www.riverside.com.tw/
▽ライブ情報はじめ映画、展覧会、演劇、書籍、各種イベント等エンターテインメント関係の総合情報紙として「周報 破(POTS)」がある。無料。新聞形態、全40ページ(うち英語8ページ)。
http://shop.pots.com.tw/


▼幻日Official http://www.hailanthelion.com/
▼Anthelion〔幻日〕| Facebook
http://ja-jp.facebook.com/pages/Anthelion/22136029924
▽ジャンルは「Symphonic Black Metal」に分類されている。メンバー; Code(Vocals,Keyboards)、Zeist(Guitar)、Troy(Drums)、Ken(Bass)。


▼Year 2005 Page 1|Random Quarter|"1/4" Quoted Quarter
http://www002.upp.so-net.ne.jp/qqr/random/random2005_1.html#y2005m4
「今年〔2005年〕の〔第16回〕台湾金曲獎ノミネートが発表されました。今回はマイナーなレーベルのアルバムからのノミネートが結構多くて意外でした。まず完全に意表を突かれたのが、自然捲の"C'est La Vie"。これって今では佳佳唱片などの普通のCD店にも有るけど、以前は一部の喫茶店とかライブハウスでしか手に入らなかったアルバムでは。個人的には気に入っておりますが、キュッキュッキューのNatural Q。」 「最佳客語演唱人獎にノミネートされた莊葰媛 (莊[王秀]媛)/「野花」。この莊葰媛という歌手、実はSwingjackの葰葰 ([王秀][王秀])ちゃんのことです。といってもピンと来る人は少ないかも知れませんが、ギャラリーコーナーのSwingjackのところに写真があるのでご参考まで。赤っぽい服を着てる人です。彼女自身は客家人ではないそうで、ノミネートよりも客家語アルバムを出した時点で意外でした。応援してます、賞が獲れるといいですね。(2005.4.18)」
▼台湾のレコード大賞金曲奨の授賞式が28日に高雄で挙行!|RTI財団法人・中央放送局 Radio Taiwan International
http://japanese.rti.org.tw/Japanese/activities/2005/050524a.htm
「台湾のレコード大賞金曲奨(ゴールデンメロディー・アワード)のノミネート作品が〔2005年〕4月15日に発表されました。今年で16回目を迎える金曲奨の授賞式は、5月28日(土)に高雄市立中正文化センターで行われます。今年はレコード会社157社から6208作品がエントリー、応募レコード社数、作品数のいずれもが過去最高を記録しました。第16回金曲賞ではノミネートされた作品137作品が31部門の賞を争います。ここでは、ノミネート作品の一部を御紹介いたします。皆さんも今年の授賞作品を予想してみてはいかがでしょうか!」


▼Baboo --- [第一張專輯] 新台幣 專輯歌詞|Mojim.com 魔鏡歌詞網
http://mojim.com/tw100001x1.htm
▼黒名單工作室|阮的台語歌
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/6400/now_future/group/black_list.html
「黒名單工作室は王明輝と陳主恵、KIETH に陳明章、林〔日韋〕哲〔林暐哲、ウィル・リンWill Lin〕、葉樹茵が加わりスタートしました。/後の6年後には王明輝と陳主恵、KIETH司徒松〔Kieth Stuart〕に胡徳大、林美満(←王へん)〔林美滿〕が参加して〔アルバム〕揺籃曲〔1996年1月〕を出しています。/〔アルバム〕抓狂歌はCDに1989年と印字されてますが、わたしは台湾の友人が持っていたカセットで初めて聞きました。/発禁の噂は知っていましたから、その音源を持っている人を探すつもりでこの話をすると探すまでも無く彼女が持っていたと言う次第です。」「林〔日韋〕哲はこの後、金木義則や李欣芸、李守信とbabooを作り、葉樹茵、陳明章はそれぞれソロのアルバムを90年〜91年頃に発表。」
「アルバム「抓狂歌」は林〔日韋〕哲〔林暐哲〕に陳明章、葉樹茵、文英などが参加していますが、オムニバスのような構成となっています。/林〔日韋〕哲の作品に、陳明章の午後の芝居や、葉樹茵の傷心無話などが、彼らのオリジナルアルバムからピックアップして挿入し、シニカルな林〔日韋〕哲の作品群を引き立てています。/文英さんは、林〔日韋〕哲の作品計程車のラップのようなせりふの部分に重要な役割で参加しています。」
「このアルバム〔『抓狂歌』〕のユニット黒名單工作室に近い作品はユニットbaboo に受け継がれていて、baboo楽団「新台幣のアルバムで楽しむことができます。/ついでに、babooのメンバーはギター&リードボーカル林〔日韋〕哲〔林暐哲 Will Lin〕、キーボード李欣芸、ベース金木義則、ドラムス李守信です。/本題から外れますので詳しくふれませんがなかなかの力作で、真言社の絶版シリーズとして林強の春風少年兄や、伍佰の愛上別人是快楽的事などと共に数年前に再発売されていましたから、運が良ければ手に入るかもしれません。/ 黒名単工作室の名称で90年代の中ごろに発売されたアルバムは「抓狂歌」と全く異なった雰囲気のアルバムです。」
▼鄢名單工作室|维基百科,自由的百科全书〔Wikipedia
http://zh.wikipedia.org/zh/鄢名單工作室
「鄢名單工作室是一隊台灣的音樂組合,他們推出了一隻很突出的專輯叫做抓狂歌。這張〔抓狂歌〕在台灣長達38年的戒嚴令解除後兩年,據聞用了五年時間制作的專輯,成為台灣音樂史上重要的一個轉捩點。/ 團員包括王明輝、陳明瑜、陳明章。/ 第一張專輯〔抓狂歌〕的記錄中指出了這組合在台灣音樂發展史上扮演角色的重要性。他們認為台灣的音樂應該反思當時年青一代需要「正確地」看待他們與母語之間的關係。他們的歌有異於先前的作品,他們想去用直接、真實的方法去呈現第二次世界大戰後社會的變遷。/ 歌曲的類型包括了台灣民謠、饒舌以及搖滾。其中有一首歌有中華民國國歌的片段,另一首有街道的環境聲音。大部份的歌都是個故事,有時是詼諧或諷刺的市民對話。全碟都是台語歌。」
▼風中的老古董:從信樂團想起老音樂人|樂多日誌
http://blog.roodo.com/cpshyu/archives/83225.html


▽『左小祖咒在地安門』は2001年の3rdアルバム。台湾盤。大陸盤とはジャケットデザインが異なる。2003年にダイキサウンド株式会社から日本盤『ZuoXiao ZuZhou at DiAn-Men(ズー・ジョウは地安門にいる)』もリリースされている(詳細不詳。ジャケットは台湾盤に同じだったと思われる)。歌詞の日本語訳を公開しているwebサイト(OVER DOSE RECORDS)がある。
▼左小祖咒Official
http://www.zuoxiaozuzhou.com/
▼『左小祖咒在地安門』|zuoxiaozuzhou_album|CHINESE ROCK DATABASE
http://www.yaogun.com/artist/modernsky/zxzz_a1.htm
「左小祖咒名義だが、NO楽隊の3rdアルバム。音楽スタイルは前作の延長線上であるが、電子音楽の割合が大分増えた。完成度は相変わらず高い。アルバム発売から2週間も経過しないうちにカセットが4万本、CDが3800枚売り上げと、ロック界では脅威の売り上げを見せた。台湾でも発売されたが、そこ〔台湾盤〕には、中国盤では収録されなかった「的」が収録されている。「的」の歌詞は中国の民族問題に触れるなど、かなり過激。ジャケも過激。」
OVER DOSE RECORDS - ARTISTS - ZU ZHOU
http://www.alles.or.jp/~gmbkyk/overdose/artists/zuzhou.html
「Zu Zhou(ズー・ジョウ)とは---/ 1970年、南京生まれ。'93年にバンド「NO」を結成し、ボーカルとギターを担当〔当時の名義は、詛咒〕。 '94年オムニバスアルバム「神揺〔神搖〕第二章・・別再躱藏」〔V.A.『神州搖擺 :别再躲藏』〕に「無解」を収録し、初めて世間にその存在を知らしめる。 1stアルバム「走失的主人」を'98年香港、翌年中国大陸、マレーシアにてリリース。音楽雑誌「音楽生活報」「音楽天堂」等でベストアルバム10に選出、アヴァン・ギャルドな側面を強く持つバンドでありながら、大衆媒体において多くの高い評価を得る。その後、'00年に2ndアルバム「廟会之旅」を発表。'01年末にはこの3rdアルバムとなる "左小祖咒在地安門" をリリースし、「通俗歌曲」「北京青年」など各メディアにおいて、その年のロックレコードベスト10に選ばれる。朗読の様に、重く沈んだ声で歌っているかと思えば、突然奇声を上げたりするなど、予測不可能なボーカル。随所に調子外れな民族楽器を取り入れたりノイズをかぶせたりと、自由奔放に表現してみせるその音楽性は、彼のその特異なキャラクターと相まって、海外の芸術評論家の間でも高い評価を得ている。小説家、パフォーマンス・アーティスト、詩人の顔も持つマルチ芸術家。余談だが、最近日本で出版され話題となっている、中国本土では発禁処分を受けた女性小説家 棉棉(ミェン・ミェン) の私小説「上海キャンディ」〔徳間書店〕の中にも、彼の詩が引用され、彼のその「メロディはプロレタリアートの匂いがとてもし」「彼が歌うときのまなざしを見つめながら彼は本物だ、と思った」と述べられている。」
OVER DOSE RECORDS - ZUO XIAO ZU ZHOU at DI AN MEN (左小祖咒在地安門)/ZU ZHOU
http://www.alles.or.jp/~gmbkyk/overdose/release/rmb/zuzhou.html
「ZUO XIAO ZU ZHOU at DI AN MEN (左小祖咒在地安門)/ZU ZHOU (RMB-004) / ボアダムスジョン・ゾーン、ザ・ドアーズ、ピストルズの洗礼を受けたロック・シンガーZu Zhou(ズー・ジョウ)が、爆裂発展都市・中国から放つ、突然変異的アヴァンギャルド癒し系サウンド。美しく静かなメロディが、暗鬱なヴォーカルと絡み合い、不協和音へと変貌。毒々しくもユーモラスに満ちた歌詞に潜む、現代中国社会に対する強烈な破壊力は、彼ならではの産物。その超アナログ的音像構成は、あまりにプリミティブな情感に満ちており、安穏とデジタル社会に生きる我々の心を強く揺さぶる。/小説家、パフォーマンス・アーティスト、詩人の顔を持つ中国の"町田康"とも称される奇才Zu Zhou(ズー・ジョウ) の待望の新作が、遂に日本初のオフィシャル・リリース!」
▽――『左小祖咒在地安門』収録曲の歌詞の日本語訳が公開されている。