ilyaのノート

いつかどこかでだれかのために。

2012年5月上半期:住田町に関する報道記事

▽2012年5月前半の岩手県気仙郡住田町(すみたちょう)に関する報道記事クリップ。日付の降順。
▽「〔 〕」部分は挿入。人名や電話番号などの一部にマスクを施したものがある。機種依存文字(環境依存文字)はできるかぎり置き換えた。
▼2012年5月下半期:住田町に関する報道記事|ilyaの日記 http://d.hatena.ne.jp/ilya/20120603/1338692541


▼自然の恵み、意識新たに/大船渡などで「国際会議」〔2012年05月15日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7624
三陸沿岸の自然サイクルの恩恵のもとではぐくまれた伝統と経験を掘り下げ、震災からの復興や地球規模の持続可能な発展に結び付けようという「森と水と命の惑星国際会議 〜立ち上がれ三陸、世界に向かって〜」が〔5月〕12、13の両日、大船渡、気仙沼両市で開かれた。来場者は森林や水産といった各界関係者による震災前後の事例報告などを通じ、豊かな自然へ向き合う意識を新たにした。/ 催しは、大船渡市出身で世界保健機関(WHO)本部感染対策次長や東京大学大学院教授などを歴任し、大船渡、気仙沼両市ふるさと大使を務める医学博士の梅内拓生氏を代表に、けせんプレカット事業協同組合NPO法人環境パートナーシップいわて、ケセンきらめき大学などでつくる実行委員会が主催。大船渡市が共催、陸前高田市住田町気仙沼市、大船渡、気仙沼ユネスコ協会、(株)東海新報社、(株)三陸新報社が後援した。」
「大船渡会場は〔5月〕13日開かれ、約200人が来場。来賓の戸田公明市長と多田欣一町長が「力強く復興へ歩み始めている中、時宜を得た開催。三陸の将来のため意義深いものとなるよう期待する」と祝辞を述べた。/ このあとの会議は2部構成。1部では気仙をはじめとする三陸の環境に基づく取り組み、2部は震災前後の人々の心のありようを主テーマに、各界の代表者らによる事例報告などが行われた。/ 1部には、大船渡市出身で日米協会理事の鵜浦真紗子氏、環境パートナーシップいわての佐藤清忠氏、気仙沼市教育長の白畑勝美氏、元住田町長の菅野剛氏陸前高田市出身で政策研究大学院大学教授の小松政之氏、帯広畜産大准教授のスミス・マーシャル氏が登壇。/ このうち、米国在住の鵜浦氏は平成17年「愛・地球博」に環境マネジメントプロデューサーとして携わるなど、日米を往復しながら活躍。震災時は滞在中だった気仙沼市で命からがら津波を逃れ、その後、復興の後押しをと「大船渡サポートネットワークセンター」を立ち上げるなど、ふるさとの復興を後押ししている。/ 同日はこうした経験やアメリカにおける震災のとらえられ方について話し、「自分や家族、子ども、大船渡、国と、守るべき項目がたくさんできた。環境分野では地球規模で考え足元から行動しようという、シンクグローバリーアクトローカリーとよく言われる。この考えのもと進んでいきたい」と示した。/ 菅野氏は育林から加工まで一環した「住田型林業システム」や種山ケ原の自然に触れ学ぶ「森林(もり)の科学館構想」など在任中携わった施策を紹介。「今後も生産から環境にいたるまで、より一層よい森林づくりを」と期待を込めた。/ 小松氏は、オーストラリアによるグレートバリアリーフ保護の取り組みを紹介。被災後の三陸沿岸とも照らし合わせながら、環境維持へ都市や農業活動など陸域からの汚染物質コントロールの必要性を訴え、「日本は経験則に従いがちだが、科学的研究と分析の手法を導入すべきだ」と提言した。/ 2部には、葬儀社勤務経験から震災時多くの犠牲者を送った釜石市の民生委員の千葉淳氏、京都市大徳寺瑞峯院住職の前田昌道氏、けせんプレカット事業協同組合中国研修生代表の温秀輝氏らが登壇。/ 震災中から現在までそれぞれの経験をもとにした心の移り変わりについて触れた。/ ステージには現代美術家ロッカクアヤコさんと大船渡の子どもたちが描いた縦3メートル、横8メートルの「ウォール」が掲げられ、結びにはこれを前に全員で「われは海の子」を合唱。来場者たちは豊かな恵みをもたらす一方、時に恐ろしい姿を見せる三陸の自然への向き合い方を考えるきっかけとした。」「2012年05月15日付 7面」「▲気仙ゆかりのパネリストが取り組み事例を報告=リアスホール」
▽参考:
▼森と水と命の惑星国際会議 〜立ち上がれ三陸、世界に向かって〜|EPO東北 http://www.epo-tohoku.jp/event/05/0512m5.html


▼【陸前高田高田松原再生を願う/「守る会」が苗木300本を植樹〔2012.5.13〕|岩手日報・被災地ニュース http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/y2012/m05/h1205131.html
陸前高田市高田松原を守る会(鈴木善久会長)は〔5月〕12日、同市小友町の休耕田に松の苗木300本を植えた。震災前に高田松原で拾われた松ぼっくりから取り出した種から森林総合研究所材木育種センター東北育種場(滝沢村)が苗木を育成。参加者は震災前の松原を思い、松を丁寧に植えた。/ 守る会の会員ら25人が参加。「元気に育つように」と願いを込めながら、約30センチの苗木を休耕田に15センチ間隔で植えた。/ 苗木の元となった松ぼっくりは2010年10月、住田町の新沼孝子さん(75)が手芸品を作るために拾い集めたもの。種の提供を受けた同会が同育種場に依頼し、育ててもらった。同育種場は苗木を600本育成しており、残り300本は同会へ来春引き渡す予定。/ 今後は守る会で苗木を育て、堤防が完成した後に高田松原への移植を目指す。鈴木会長は「松原に戻すまで何年もの時間がかかる。しっかりとした木の基礎をつくってあげたい」と話した。/ 【写真=震災前の高田松原を思い浮かべ、松の苗を植樹する参加者=陸前高田市】/(2012.5.13)」
東日本大震災:陸前高田、マツ300本「里帰り」/震災前に拾われた種育成〔2012年05月13日〕 /岩手|毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120513ddlk03040038000c.html
陸前高田市に12日、津波で流された高田松原のマツが「里帰り」した。震災発生前に拾われた松ぼっくりの種から育った苗木300本で、住民による名勝の再生活動が始まった。/ マツの種は、住田町の女性(74)がクリスマスのリース飾りにするつもりで、一昨年秋に集めた松ぼっくりから採れた600個。「高田松原を守る会」の鈴木善久会長(67)に贈られ、滝沢村の森林総合研究所の東北育種場で昨年6月から日の光を浴びてきた。/ 「里帰り」は当初、順調に成長する来年春の予定だった。しかし育種場の大蔵克育・遺伝資源管理課長によると、守る会側から「育成作業を自らしたい」との強い要望があり、半分を前倒し移植することにしたという。/ この日は山あいの休耕田を整地した約2500平方メートルの畑に、高さ15センチほどの苗をボランティアの協力も得ながら植樹した。残り300本も来春に戻り、海岸沿いの防潮堤と地盤整備が終了する8年先ごろに、元の場所に植え替える。/ 「7万本の松原を失ったが、津波を恨み続けていても仕方がない」と鈴木会長。「私たちが古里を再生させる姿を『奇跡の一本松』も見届けてほしいですね」【根本太一】」「毎日新聞 2012年05月13日 地方版」
高田松原、再生の一歩/「子孫」の苗木植え替え/陸前高田〔2012年05月13日〕|河北新報|東北のニュース http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120513t35009.htm http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20120513_06.htm
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市で〔5月〕12日、「奇跡の一本松」を除き、約7万本の松が流失した景勝地高田松原松ぼっくりから育てた苗木の植え替え作業が行われた。地元の関係者は「高田松原の再生の一歩となる」と喜んでいる。/ 独立行政法人森林総合研究所林木育種センター東北育種場(岩手県滝沢村)が昨年5月、同県住田町の女性が保管していた高田松原の松から種を回収し、苗木の育成に取り組んできた。これまでに約600本の生育に成功した。/ 今回、そのうち約300本が陸前高田市の「高田松原を守る会」に引き継がれ、市内の畑で植え替えが行われた。ボランティアも含め約30人が参加し、15センチほどの苗木を丁寧に植えていった。/ 守る会の鈴木善久会長(67)は「立派に育ててもらって本当に感謝している。この苗木が大きく育つことを市民も待っている。自分たちが大事に育てていきたい」と話した。/ 東北育種場によると、今回植えた分は早ければ来春にも市内の山林に移す予定。育種場で育成中の残る半分の苗木も来春、陸前高田市の畑に植え替えられる。/ 2012年05月13日日曜日」
▼【東日本大震災高田松原復活へ/苗木300本植え/奇跡の一本松のように地域の支えに〔2012.5.12〕|MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/region/news/120512/iwt12051222330003-n1.htm
東日本大震災津波で、「奇跡の一本松」を除き7万本の松が消失した岩手県陸前高田市の「高田松原」を復活させようと、松ぼっくりの種から育てたクロマツなどの苗木300本が〔5月〕12日、「高田松原を守る会」の会員や14人の全国からのボランティアによって同市小友町の苗畑へ植えられた。元の松原が整備されるまで数年間、苗畑で成長しながら待つ。/ 苗は平成22年、隣接する住田町の女性がクリスマス飾りに使うため松原で採取した松ぼっくりの種から生えた。森林総合研究所の東北育種場(滝沢村)で600本が約1年育てられ、15センチまで成長した。残りの300本は来春に植えられる。/ 守る会など市の28団体は松原を含む一帯を国営の防災メモリアル公園にするよう要望しているが、防潮堤の整備や地盤沈下した松原の復旧のめどが立たず、松を植えられるまで8年以上かかる見通しという。/ 守る会の鈴木善久会長(67)は「海の中に沈んでいる松原に松を植えて復活させたい。やがて奇跡の一本松のように育つ日を願い基礎作りに頑張りたい」と話す。/ 江戸時代に高田松原の松を増やした松坂新右衛門の子孫で同市気仙町の松坂泰盛さん(67)は「新右衛門は農業の塩害を守るために植えたが、これからは地域の人々の心の支えとして植えたい」と話した。」
▽参考:
Facebook高田松原を守る会 The Association for the Preservation of Takatamatsubara http://www.facebook.com/preservation.of.takatamatsubara
▼林木育種センタ−〔森林総合研究所〕 http://ftbc.job.affrc.go.jp/
森林総合研究所ホームページ http://www.ffpri.affrc.go.jp/index.html
▼「奇跡の一本松」の子はノビル、タエル、イノチ、ツナグ〔2011年6月28日〕 - 東日本大震災asahi.com朝日新聞社) http://www.asahi.com/special/10005/TKY201106280283.html
「長男ノビル、次男タエル、三男イノチ、四男ツナグ――。東日本大震災津波にのまれながら生き残った岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」。クローン技術で苗4本が育ち、漫画家のやなせたかしさん(92)が名前をつけた。困難を乗り越え、新しい松原の再生につながってほしい、との願いがこもっている。/ 同市にあった国の名勝「高田松原」には、約2キロにわたって7万本が生えていたが津波で壊滅。残った一本が、被災者の間で「奇跡の一本松」と呼ばれるようになった。やなせさんは同市出身の編集者から話を聞き、その松を「ひょろ松さん」と名付け、「陸前高田の松の木」という歌を作詞作曲。〔2011年〕5月末、CDに収録した。/ 「陸前高田の松の木は みんないのちの友だちだ/ぼくらは生きる 負けずに生きる 生きていくんだ オーオーオー」と被災地を励ます歌で、2人の女性歌手とやなせさんがコーラスしている。/ クローン苗を育てているのは独立行政法人森林総合研究所林木育種センター東北育種場岩手県滝沢村)。海水で根が腐り始めた「一本松」の遺伝子を残そうと、〔2011年〕4月に100本の穂木(枝の先端部)を採取して持ち帰り、育種場の台木に接ぎ木した。〔2011年〕6月13日、そのうち4本から新芽が出ているのを確認した。/ 翌日、育種センターの平野秀樹所長は、歌を作ったやなせさんのことを知った。面識のないやなせさんに「ひょろ松さんの子どもたちが育っています。ぜひ名前をつけてほしい」とメールで頼んだところ、やなせさんは快諾。約3時間後にノビル、タエル、イノチ、ツナグという4兄弟の名前をイラストとともに返信してくれた。/ 4兄弟は順調に育てば3年後、「一本松」の近くに移植される予定だ。/ やなせさんは樹齢260年の一本松に自分が重なるという。「東京高等工芸学校の同級生で生きているのは僕を含めて2人。漫画家仲間も水木しげる以外、全部死んでしまった。僕の余命もわずかだと思う」。松の遺伝子を受け継ぐ子どもの誕生を「ほんとうにうれしい」と喜び、「容易な道のりではないだろうが、次世代に命をつないでいってほしい」と願っている。(伊藤景子)」「写真:奇跡の一本松の子どもに名前をつけたやなせたかしさん=東京都新宿区のやなせスタジオ拡大奇跡の一本松の子どもに名前をつけたやなせたかしさん=東京都新宿区のやなせスタジオ」「写真:新芽の出た長男の「ノビル」(森林総合研究所林木育種センター東北育種場提供)拡大新芽の出た長男の「ノビル」(森林総合研究所林木育種センター東北育種場提供)」「2011年6月28日15時8分」


Twitter / @tohkai_joshibu: 【今日の東海新報】「4期連続黒字を維持・三陸木材とさ ...〔2012年5月12日〕 https://twitter.com/#!/tohkai_joshibu/status/201206889046999041
「【今日の東海新報】「4期連続黒字を維持・三陸木材とさんりくランバー、厳しい状況も利益確保」 住田町の木材加工団地にある2協同組合の総会。本年度は長期優良住宅の建築や構造用集成材の需要が見込まれます。」「2012年5月12日 - 16:07」


東日本大震災:坂本龍一さん率いる森林保全団体、募金の1億2000万円を住田町に〔2012年05月12日〕 /岩手|毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120512ddlk03040038000c.html
「◇町長専決で仮設93戸、陸前高田などから240人受け入れ/ 音楽家坂本龍一さんが率いる森林保全団体〔more trees〕が〔5月〕11日、住田町に1億2000万円を贈った。東日本大震災の直後にいち早く仮設住宅を建てた町民に全国から寄せられた善意で、団体側はさらに支援を呼びかける。/ 林業が主体の町は4月1日現在の人口が6259人で、高齢化率も38・42%の過疎自治体。山間部にあり被害は微少だったが、多田欣一町長の専決処分で仮設を造り、隣接の陸前高田市などから93戸に240人を受け入れている。/ 一般的な仮設の長屋プレハブと違って地元産の杉建材を使用した一戸建てで、住民の男性(66)は「お隣への気兼ねが少なく、木の『ぬくもり』も伝わる」と話す。/ しかし独断で設置したため国の災害救助費は交付対象外。町長は「指示待ちでは被災者救済のスピード感が鈍る」と即決したが、一般会計の当初予算が約45億円という財政規模の町にとって3億円の建設費は大きな負担だ。」「毎日新聞 2012年05月12日 地方版」
▼「坂本龍一氏主宰団体、被災地支援に1億2700万円寄付」〔2012.5.11〕|MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/smp/life/news/120511/trd12051120370018-s.htm
「音楽家坂本龍一さんが主宰する森林保全団体「モア・トゥリーズ」は〔5月〕11日、東日本大震災の被災地支援プロジェクト「LIFE311」などで集めた寄付金1億2723万9769円を岩手県住田町に寄付した。/ 陸前高田市に隣接する住田町は、震災後すぐに地場産材で木造仮設住宅約100棟を建設して被災者を受け入れ、その建設費をモア・トゥリーズが支援することを表明していた。/ 同日、モア・トゥリーズの水谷伸吉事務局長が住田町役場を訪問、多田欣一町長に目録を手渡した。/ 木造仮設住宅の建設費は、1戸建て(29・8平方メートル、トイレ・風呂付きの2DK)で約300万円。合計約3億円をモア・トゥリーズが支援するため、「LIFE311」の募金サイト(http://life311.more-trees.org/ )や、サイバーエージェントソーシャルゲーム「ピグライフ」とコラボレーションしたチャリティー企画などで寄付を募ってきた。/ 多田町長は、「お金だけではなく、森林保全や林業の発展に向けた支援までして頂き、大変ありがたいです。これからも、一緒に取り組んでいきたいです」と感謝の言葉を述べた。」「2012.5.11 20:31」
▽参考:
▼LIFE311 | more trees 被災地支援プロジェクト http://life311.more-trees.org/


▼風の子自然と遊ぶ/種山で「森の保育園」〔2012年05月12日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7616
住田町「森の保育園」は〔5月〕11日、種山ケ原森林公園で行われた。世田米保育園(中里学園長)の年長児が参加し、冷たい風にも負けずに散策や自然との遊びを満喫。ふるさとの自然環境に肌で触れる機会とした。」
「森の保育園は、森林環境学習の一環で毎年開催。世田米、有住の両保育園児を対象に、住田の自然を学ぶ第一歩として季節ごとに展開している。/ 今回は、世田米保の園児19人と職員、ボランティアの住田高校生4人、町教委、役場の職員らが参加。自然ガイド「すみた森の案内人の会」の佐々木義郎代表、鈴木英司さんが講師役となって、公園内を散策した。/ この日、種山は時折小雨がぱらつき、冷たく強い風が吹き付ける天候。子どもたちは雨合羽姿で参加し、イリスの広場やカタクリの広場などを巡った。このうち、イリスの広場では高さ約2・5メートルの「猿岩」によじ登り、頂上から「ヤッホー」と元気な声を響かせた。水辺の広場では昼食やゲームも楽しみ、高校生たちとも交流を深め合った。/ 菅野優衣ちゃんは「大きい岩に2回、小さい岩に1回登った。ちょっとどきっとしたときもあったけど、楽しかった」と満足げ。/ 住田高3年の菅野隆君は「子どもたちが好きなのでボランティアに手を挙げた。素直で純粋、元気もいい子たちなので、こちらも見ていて明るくなれます」と笑顔を見せていた。/ 森の保育園はこのあと25日(金)に有住保育園を対象に開かれる。」「2012年05月12日付 6面」「▲森の保育園で猿岩登りに挑戦する子どもたち=種山ケ原森林公園」
Twitter / tohkai_joshibu: 【今日の東海新報】 https://twitter.com/tohkai_joshibu/status/201210121005707264
「【今日の東海新報】「風の子 自然と遊ぶ・種山で『森の保育園』(住田町)」 種山ヶ原森林公園で世田米保育園の児童が自然遊びを満喫。大きな「猿岩」によじのぼったり、カタクリの広場、イリスの広場を巡ったり…地元高校生ボランティアも参加し、園児の明るさに元気を注入されたようです。/ 4:20 PM - 2012年5月12日」
▼【住田】大自然に笑顔映え/園児が高校生と公園散策〔2012.5.12〕|岩手日報・被災地ニュース http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/y2012/m05/h1205122.html
住田町の世田米保育園(中里学園長、園児80人)は〔5月〕11日、同町世田米の種山ケ原森林公園で自然と親しむ「森の保育園」を繰り広げた。/ 年長組園児19人が、「すみた森の案内人」の佐々木義郎会長ら2人、ボランティアの住田高校生4人と春の種山を散策。季節の植物を観察したり、草花の中に隠された人形などを探すゲームを楽しんだ。/ 【写真=「おいしいね」。自然の中で、ボランティアの高校生(中央)とおにぎりを頬張る子どもたち】/(2012.5.12)」
▽参考:
▼保育園の紹介-学校・教育|住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/kyoiku/hoikuen/hoikuen.html
▼森林環境学習|住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/kyoiku/syogaigakusyu/sinrin.html


▼沿岸から避難4600人超/大震災から1年2カ月〔2012/05/11〕|岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120511_3
「〔2012年5月〕11日で東日本大震災から1年2カ月。〔岩手〕県のまとめによると、被災した沿岸12市町村から内陸の親類宅などや県外に避難している人は今も4600人超に上る。うち県外には東京や埼玉など40都道府県に1600人以上が避難。実際の避難者はさらに膨らむ可能性は大きい。沿岸市町村は避難者に広報を郵送するなど地元の状況について情報提供に取り組むが、力の入れ具合には差も出ている。県は本年度、被災者支援につながる情報提供を強化する考えだ。/ 県総合防災室によると、県外避難者は40都道府県に計1682人(5月9日時点)。東京都の305人が最も多い。神奈川、埼玉、千葉県を含めた1都3県に計863人が避難し、半数以上が首都圏に集中。東北の最多は宮城県の121人となっている。/ 内陸市町村の親類宅などに移った被災者は2940人(同日)で、盛岡市の1075人が最多。花巻市の327人、住田町の273人などと続く。/ これらの数字は総務省が運用する「全国避難者情報システム」に基づいており、同システムは被災者が任意で登録する仕組みのため実際の避難者はさらに多いと予想される。/(2012/05/11)」


▼釜石など代表決定戦へ/春季高校野球地区予選〔2012.5.12〕|岩手日報高校野球 http://www.iwate-np.co.jp/kouya/y2012/k1205121.html
第59回春季高校野球県大会地区予選は〔5月〕11日、沿岸南地区で1回戦3試合を行い、釜石、高田、釜石商工が初戦に勝って代表決定戦に進んだ。/ 釜石は5−4で大船渡にサヨナラ勝ち。高田は八回に3点を奪い、大船渡東に5−3で逆転勝ちした。釜石商工は6−2で住田岩手県立住田高校〕を下した。/ 12日は沿岸南地区で「大槌−釜石商工」「釜石−高田」の代表決定戦2試合と、予選初日を迎える一関地区で1回戦3試合を行う。/(2012.5.12)」


▼学校施設などの放射能量/全地点で指標下回る〔2012年05月09日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7606
住田町教育委員会はこのほど、同委で管理する学校施設などの放射能量測定を実施し、結果を公表した。町内の小学校や地区公民館、給食センターなど6カ所で測定を行ったところ、いずれも文部科学省厚生労働省による屋外活動の制限指標「毎時3・8マイクロシーベルト」を下回った。」
「町教委では東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故を受け、拡散した放射性物質の影響を調査。毎月第1火曜日に測定を行い、文科省厚労省「避難区域等の外の区域の学校等の校舎・校庭等の利用判断に係る暫定的考え方」による屋外活動の制限指標と比較し、結果を公表している。/ 5月は1日に実施され、給食センター、大股地区公民館、生涯スポーツセンター、五葉地区公民館、世田米小学校、有住小学校の6カ所が対象。校庭などの中央付近をはじめ、小学校の雨どいがある地点も含めて全8地点を測定した。/ 測定器には、持ち運びが可能なシンチレーション式サーベイメータを使用。地上からの高さ50センチ、1メートルの2段階で30秒ごとに5回測り、その平均値と年間の放射線量を算出した。/ 測定結果によると、平均値は0・05〜0・12マイクロシーベルトと、いずれも指標未満の値を確認。平均値をもとに計算した年間線量は0・26〜0・63ミリシーベルトと、こちらも指標の20ミリシーベルトを下回った。/ また、町は先月中旬、保育施設などでも学校施設と同様の方法で放射線量測定を行った。結果は次の通り(単位はマイクロシーベルト)。/ ▽ふれあい館(玄関前、17日)=50センチ 0・09、1メートル 0・09 / ▽下有住児童館(同、同)=50センチ 0・07、1メートル 0・07 / ▽世田米保育園(園庭中央、16日)=50センチ 0・09、1メートル 0・10 / ▽有住保育園(同、同)=50センチ 0・09、1メートル 0・09 / ▽木工館(駐車場、17日)=50センチ 0・07、1メートル 0・08 」「2012年05月09日付 2面」


高松宮1部沿岸南予選/大股と末崎が代表に/住田で〔2012年05月09日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7605
高松宮賜杯第56回全日本軟式野球大会の〔岩手県沿岸南ブロック予選は〔5月〕5日、住田町運動公園野球場で開かれた。気仙、一関などの5チームが熱戦を展開した結果、地元の大股体協〔大股体育協会〕と大船渡市の末崎体協が県大会への代表権を手にした。/ 6月2、3の両日に盛岡市で開かれる県大会への代表権二つをかけた予選で、気仙からは大股体協、末崎体協、陸前高田市の米崎体協が出場。二つのトーナメント戦を行い、代表権を争った。〔略〕」「※大股体協▽監督=紺野忠▽選手=泉田将来、菅野仁、大村雄仁、中井大樹、佐藤高大、遠藤栄佐久、皆川卓也、佐藤啓太、吉田友太、佐藤元幸、荒木充、黒沢幸男、吉田友紀、吉田恒貴」「※末崎体協▽監督=池田和彦▽選手=佐藤淳(主将)、山本武、台和敬、村上誠、大和田瑠星、菅原雄、小松直樹、村上智也、佐藤英樹、吉田和春、村上浩規」「2012年05月09日付 6面」「▲県大会への代表権目指して熱戦を展開=住田町運動公園野球場」


▼山の息吹感じながら/種山で花と緑の観賞会〔2012年05月08日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7603
「○…住田町の「花と緑の観賞会」は〔5月〕6日、種山ケ原森林公園で開かれた。町内外から訪れた参加者らは、春を迎えた種山地内を散策。カタクリをはじめとした春の植物を観察しながら、山の息吹を感じていた。/ ○…観賞会は、ふるさとの自然の魅力を再発見し、植物や樹木への理解を深めてもらおうと毎年開催。自然ガイド「すみた森の案内人の会」(佐々木義郎代表)が主体となって実施しており、今回は気仙管内を中心に23人の参加があった。/ ○…この日は同会からガイド8人も参加し、一行は車でイベント広場に移動後、散策をスタート。「イリスの広場」「カタクリの広場」など各ポイントに立ち寄りながら、植物をはじめとした春の自然に触れた。ガイドらはショウジョウバカマフキノトウなど、目に付いた花々の由来や生態の不思議を説明し、参加者を感心させていた。/ ○…「カタクリの広場」周辺では、カタクリの群生が人々を歓迎。参加者らは“谷間の乙女”と呼ばれる紫色の花々をじっくり観察し、カメラなどにも収めていた。岩手大学農学部2年の國廣利紗さんは「種山は歩きやすく、森林体験にはちょうどいい。みんなでワイワイ森林の中を歩くのは、癒し効果もあって楽しいですね」と笑顔を見せていた。」「2012年05月08日付 1面」「▲カタクリの花々などを観察した「花と緑の観賞会」=種山ケ原森林公園」


▼「KESEN ROCK FES」東京発のオフィシャルバスツアーが発売決定〔2012年05月08日〕|Musicman-NET http://www.musicman-net.com/artist/17107.html
「音楽関係者有志が立ち上げたプロジェクト「KESEN ROCK TOKYO(KRT)」から支援を受け、今年〔2012年〕7月の開催が決まった岩手のフェス「KESEN ROCK FESTIVAL’12」。/ 同イベントのチケットは既にソールドアウトしているが、チケットも込みの東京発オフィシャルバスツアーの発売が決定した。数量限定のスペシャル販売となる。/ -------- / 東北は復興の地にて開催する、究極の手作りロックフェス「KESEN ROCK FESTIVAL’12」。/発売後すぐにソールドアウトした今年のフェスを「もっと観せたい!」「もっと東北に来て欲しい!」と求め、東北のKRF事務局、JTBさん、KESEN ROCK TOKYOの三つ巴で考えた結果、東京発のチケット付き弾丸バスツアーが実現しました!!/最後にして最高のチャンスです。是非、集まってください!! /そしてロックの天国に一緒に乗り込みましょう!!/(鹿野 淳)」「Information/ 〔略〕」「2012年05月08日」
▼岩手『KESEN ROCK FESTIVAL』チケット完売を受け“0泊3日・チケット付き弾丸バスツアー”を実施 (リッスンジャパン)〔2012年5月8日〕|Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120508-00000011-lisn-musi
▼岩手『KESEN ROCK FESTIVAL』チケット完売を受け“0泊3日・チケット付き弾丸バスツアー”を実施〔2012/05/08〕|音楽ニュース : リッスンジャパン http://listen.jp/store/musicnews_38798_all.htm
「2012年7月22日(日)に岩手県種山ヶ原森林公園 種山ヶ原イベント広場で開催される野外ロックフェス『KESEN ROCK FESTIVAL’12』のチケットが即日完売したことを受け、“チケット付きオフィシャルバスツアー”の実施が決定した。/ 岩手県南部に位置する「気仙(けせん)地方」と呼ばれる大船渡市・陸前高田市住田町の有志が立ち上げ、今年で3回目となる手作り野外ロックフェスティバル『KESEN ROCK FESTIVAL』。/ 昨年3月の東日本大震災により、第3回目実施の無期延期が検討された同フェスだが、多くのアーティスト、音楽関係者、ファンから支援を受け1年越しの開催が決定。その後出演者第1弾告知にして全出演者を発表するという異例のアナウンスにより、ASIAN KUNG-FU GENERATIONACIDMANストレイテナーHAWAIIAN6the band apartBRAHMANFRONTIER BACKYARDLOW IQ 01 & MASTER LOWらロックシーンの豪華バンドの出演が明らかとなり、チケットが販売後すぐにソールドアウト。各方面で大きな反響が起こる中、急遽、チケット1日券を含んだJTBによる東京発の弾丸バスツアーの実施が決定した。/ このツアーは【0泊3日・日帰りバスプラン】としてイベント前日7月21日23時に東京駅(八重洲口)を貸切バスで出発。翌7月22日にイベントに参加、イベント終了後会場を出発、翌7月23日朝6時に東京着という0泊3日文字通りの“弾丸ツアー”となっている。/なお、本ツアーは7月1日(日)23:59までJTBのWEBサイト(http://www.jtb.co.jp/ripple/krf2012 )で申し込み受付中だ。」
「【バスツアー情報】 JTBオフィシャルバスツアー 0泊3日・日帰りバスプラン 【出発地:東京駅(八重洲口)】/ 料金:22,800円【KESEN ROCK TOKYO:1日券(7,000円)含む】/ ●お申し込み方法/ 受付期間: 2012年5月7日10:00〜7月1日(日)23:59まで/ 受付:http://www.jtb.co.jp/ripple/krf2012 (WEBのみの受付になります)/ ※お支払いはカード決済・コンビニ・銀行振込からお選びいただけます。/ 注意事項 ※定員になり次第、受付終了とさせていただきます。 ※往路・復路ともに直行でのバス移動となりますが、途中でのトイレ休憩等はございます。/ ※交通事情、天候の影響により、開催時間に間に合わない場合がございますが、旅行代金の返金はございません。あらかじめご了承ください。/ ※そのほか、詳細に関してはWEBサイトよりご確認ください。」「【このツアーに関するお問合せ】 JTBトラベルデスク 0570-000-644 (平日10:00〜17:30/土・日・祝休)/ 【イベント情報】 <KESEN ROCK FESTIVAL'12>/ 開催日時:平成24年7月22日(日) 【雨天決行】 9時開場/21時終演予定 / 開催場所:種山ヶ原森林公園 種山ヶ原イベント広場(岩手県気仙郡住田町世田米字子飼沢 30-39)/ 公式ホームページ: http://www.kesenrockfes.com/ / 公式ツイッターアカウント: @KESEN_ROCK_FES〔https://twitter.com/KESEN_ROCK_FES 〕/ 主催:ケセンロックフェスティバル実行委員会(実行委員長・村上健也)/ <出演アーティスト> ASIAN KUNG-FU GENERATIONACIDMANASPARAGUS/IN-pish/ストレイテナー/TILITILI/10-FEETTHE BACK HORNHAWAIIAN6the band apartBRAHMANFRONTIER BACKYARDLOW IQ 01 & MASTER LOW(50音順)」 「リッスンジャパン 5月8日(火)12時9分配信」
▼KESEN ROCK FESTIVAL '12 JTBオフィシャルツアー http://www.jtb.co.jp/ripple/krf2012/


▼脱サラし“羊飼い”、林業の男性が子どもにふれあいの場提供/南足柄〔2012年5月7日〕:ローカルニュース : ニュース|カナロコ -- 神奈川新聞社 http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1205060027/
「子どもたちに動物に親しんでほしいと、ヒツジとの触れ合いの場を提供している男性が〔神奈川県〕南足柄市にいる。同市矢倉沢の杉山徹さん(44)。建築関係のサラリーマンから林業に転身、さらに“羊飼い”として地域にも出向いている。ともに4歳雄のヒツジ2頭は近くの園児らの人気者だ。/ 里山の集落にのどかな鳴き声が響く。自宅近くの厩舎(きゅうしゃ)でエサをはむ「チェビ」と「コリ」。それぞれスコットランド原産の「チェビオット」と、ニュージーランド原産の「コリデール」という種の名から取った。/ 杉山さんがヒツジの飼育を志したのは、29歳のころだった。「図面を書く仕事をしていたけれど、自然に近い形で生活したい」と脱サラ。ヒツジを選んだのは牛などに比べて飼育しやすいのが理由の一つだった。/ 県内や北海道の牧場で飼育方法を学び、1996年に岩手県住田町に牧場を構えた。一時は150頭ほどのヒツジを養い、食用として出荷もしていたという。/ その後、生まれ育った矢倉沢に帰郷し林業に従事。だが、ヒツジがいない生活に寂しさを感じて2008年春に岐阜の知人から2頭を購入した。春に刈った毛は妻の美紀さん(39)が服や帽子に加工。地元で毎秋開かれる「ざる菊まつり」期間中に展示販売している。/ 一方、子どもとの交流にも熱心に取り組んでいる。「自分が子どものころと比べて、自然や動物と接する機会が少なくなった」。3児の父である杉山さんにはそんな問題意識があるという。近くの子どもたちが厩舎を訪れ、エサを食べさせたり、頭をなでたりといった交流の場を設けている。/ さらに、自らヒツジを連れて幼稚園などに出向いており、今月20日には、市立北幼稚園で「毛刈りショー」を開催。ヒツジを囲む子どもたちからは「かわいい」「ふわふわしていて温かい」と歓声が上がった。/ 杉山さんは「ヒツジは衣食住あらゆる面で生活に密接した動物。実際に触れることで、子どもたちの心に身近なものとして残ればうれしい」と話している。」「子どもたちにヒツジとの触れ合いの場を提供している杉山さん(右端)=南足柄市立北幼稚園」


▼気仙地方、大雨被害つめ跡深く/道路冠水、土砂崩れも〔2012年05月05日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7596
「発達した低気圧の影響で、〔2012年5月〕3日から4日にかけて気仙地方は大荒れの天候となり、断続的に強い雨と風に見舞われた。大船渡では4日午前11時20分までの24時間降水量が225ミリと5月としては観測史上最多記録を更新。各地で道路の冠水や土砂崩れによる通行止めが相次ぎ、陸前高田市内では789戸が一時停電するなど、市民生活に大きな影響を与えた。大雨は同日午後、峠を越えたが、気象庁では土砂災害や河川の増水・はんらん、高波に警戒を呼びかけた。/ ◇気象庁…観測史上最多降水量225ミリ/ 発達した低気圧が東北地方の太平洋沿岸を北上している影響で、同地方は3日から4日にかけて、大雨や暴風、高波に見舞われた。/ 気象庁によると、降り始め(2日午後3時)から4日正午までの降水量は大船渡で232ミリ、陸前高田で214・5ミリ、住田で201・5ミリを観測。陸前高田では4日午前1時に東からの風で最大瞬間風速16・2メートルと、同月の記録を塗り替えた。/ 盛岡地方気象台は、大船渡に3日午前11時23分、大雨、洪水、暴風、波浪の各警報を発令。同日午後7時40分には県と同気象台の共同で大船渡、陸前高田に土砂災害警戒情報も出したが、大雨が弱まった4日午後1時40分に解除した。/ 発達した低気圧は4日夜までに北海道付近に進んだ。〔略〕」
「◇住田町…土砂崩れで納屋一部破損/ 住田町は大雨、洪水警報が発令された3日午後6時30分に災害警戒本部を設置。町職員や消防団員らが各地で情報収集、警戒の呼び掛けに当たった。/ 4日午後4時現在、主な被害は、土砂崩れ4カ所、沢水の流出や冠水が6カ所、床下浸水が1カ所、路面流出が5カ所。人的被害の情報は入っていない。/ このうち、世田米字窪田の村上勝博さん(42)宅では同日午前7時45分ごろ、裏山が高さ約20メートル、幅約10メートルにわたって崩れ、納屋の一部を破損した。村上さんら家族4人は町の指示を受け、下在公民館に避難した。/ 村上さんは「母屋と納屋の間から水が出てきたので母屋に戻ったところ、雷のような音がして崩れた。母がちょうど外を見回っていたので心配したが、大丈夫だったので良かった」と話していた。/ 同上城地内では同日早朝、土砂崩れが発生して町道をふさぎ、3世帯が孤立したが、同9時40分に通行可能となった。上有住山脈地では、店舗兼自宅の店舗部分が床下浸水の被害を受けた。/ 両警報は午後2時46分、注意報に切り替え。町は同4時10分に警戒本部を解除したが、引き続き被害状況の調査を進めている。〔略〕」「2012年05月05日付 1面」「▲冠水で乗用車が水没した県道陸前高田停車場線=米崎町」


▼岩渕が県高校新V/アーチェリー春季女子個人〔2012.5.6〕|岩手のスポーツ|岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/sports/y2012/m05/spo1205064.html
第25回県高校春季アーチェリー大会は〔5月〕5日、住田町の住田高岩手県立住田高等学校〕で開かれ、女子個人で盛岡白百合学園の岩渕萌(2年)が県高校新記録の627点をマークし優勝した。/ 従来の県高校記録は613点。2002年の第15回大会と県民体育大会で吉田美由香(盛岡工)、03年の県民体育大会で森田亜弓(盛岡白百合学園)が記録した。/ (2012.5.6)」


▼「仮設」から「100年の家」へ/優良な復興住宅を/住田型生産者グループ/関係者らが結束式〔2012年05月03日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7588
▼【東海新報】「仮設」から「100年の家」へ/優良な復興住宅を/住田型生産者グループ/関係者らが結束式 〔2012年〕5月3日|岩手発・被災地支援情報サイト http://v.go-iwate.org/?p=10930
「被災地の住宅復興に向け、低廉、良質、安全安心な木造戸建住宅の設計や生産に取り組もうと、住田町を中心とした木造住宅生産関係事業者などからなる住田型復興住宅生産者グループ(代表・佐々木一彦住田住宅産業(株)社長)がこのほど組織され、〔5月〕1日にホテルグリーンベル高勘で結束式を行った。関係事業者らが出席し、独自の仮設住宅建設で高評価を受けた住田の木材、建築産業を100年住める長期優良住宅に生かした住田型復興住宅の普及に向け、思いを一つにした。」
「被災地での効率的な住宅供給に向け、県は昨年〔2011年〕から地域型復興住宅の生産、供給を担う「地域住宅生産者グループ」の形成促進を展開。〔2012年〕2月には県地域型復興住宅推進協議会が募集を行った。/ 町内では、木造住宅生産関係事業者が住田型復興住宅生産者グループとしての参加を決定。協議会から登録が認められたグループは県内136のうち、住田1、大船渡6、陸前高田3。今後は各グループによる普及活動が活発化するとみられている。/ そこで、グループとして今後の取り組みに向け、相互連携を図ろうと結束式を開催。構成する29事業者のうち16事業者、オブザーバー役の3事業者、町職員らが出席した。/ 多田欣一町長は「昨年は住田の木にこだわった仮設住宅に高い評価を得たが、これからは住田全体で復興住宅に取り組んでもらいたい。仮設住宅で取り組んだ効果を復興住宅で見せ、住田の木材、建築産業の振興を期してほしい」とあいさつ。町側からこれまでの経過報告がなされた。/ 続いて、佐々木代表が「住田型復興住宅普及活動の進め方及び関連施策について」として、同グループの概要や普及活動の進め方、これから取り組む長期優良住宅づくりに必要な認定基準などを説明。関係者間で情報共有を図った。/ 同グループは、気仙地域を対象に“木肌のぬくもりを伝える家”と銘打った地域型復興住宅を施工。町内を中心とした原木供給、製材、建材流通、プレカット、設計、施工、電気設備、給排水設備の各事業者らで構成する。/ 気仙材を使用し、木材生産から家づくりまでを一本化した「産地直送」システムを確立。長期優良住宅の基準に沿い、▽3世代が住み継ぐことのできる家づくり ▽木を知り、木を活かした住まいづくり ▽住まいの健康診断 ―を特徴に、耐震性、劣化対策、維持管理、温熱環境にも配慮。各施工保守点検などのアフターサービスにも努める。/ すでに数件の依頼が来ており、需要を見込める一方、施工業者の引き合いが増える中で建設希望者が増加した際の対応といった課題も残る。出席者らはこれらを認識した上で、一丸となって事業に取り組むとした。/ 佐々木代表は「復興のための住宅であり、長期優良住宅はこれから住む家の基準。基準に合った家を造った方が復興住宅の基準になり、これから家を建てる方へのアピールにもなる。再建を考える方の相談相手になれるよう対応していきたい」と話していた。」「2012年05月03日付 7面」「▲住田型復興住宅生産者グループが結束式を通して情報共有=住田町」
▽参考:
岩手県地域型復興住宅【公式サイト】|地域住宅生産者グループリスト http://www.hukkoujuutaku.sakura.ne.jp/grouplist.html
▼長期優良住宅に太鼓判/住田型グループが採択/国のブランド化事業〔2013年01月27日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws8352


▼第58回平和駅伝継走大会〔2012年05月03日〕|プレーボールde乾杯 http://blog.livedoor.jp/wagaspo/archives/51790074.html
「今日〔5月3日〕は、北上市総合運動公園内で第58回平和駅伝継走大会が行われました。/ 昔は、和賀スポの前の新穀町商店街から、江釣子までの往復を襷でつないでいたようです。ほのぼのレースだったようです。/ 何年か前から、運動公園で行われています。/ 中学男女、高校男女、一般男女の部があります。小雨の中無事にとりおこなわれました。スタッフのみなさんご苦労様でした。和賀スポは、少しですが、協賛させていただきました。クリオのマジックポイントシールとローション一回分です。ランナーにはぜひ、おススメのの一品です!/ 身内話ではありますが、中一の息子が一区で出場するチャンスをもらいました。/盛岡一蹴継走から、練習もせずに出場し、「練習不足だ」といっていました。/ ちなみに、中学男子1位 有住中 2位 北上中、女子1位 遠野中でした。〔中学女子2位 有住中学校〕」
▽参考:
▼第58回平和駅伝継走大会 http://kitakami-taikyou.com/58Heiwaekiden.html
平成24年5月3日(木)北上陸上競技場」「大会当日の天候は雨。前日から降り続く雨にも負けず、岩手県内各地より57チームのみなさんが/ここ北上陸上競技場に集結!!/日頃の練習の成果を発揮し、健脚を競い合いました!!」「大会成績はこちら(第3位まで)」
▼PDF:第58回平和駅伝継走大会 成績表 http://kitakami-taikyou.com/documents/58heiwa.pdf


三陸の最高峰「五葉山」が山開き−2年ぶりに安全祈願祭も〔2012年05月02日〕|三陸経済新聞 http://sanriku.keizai.biz/headline/64/
「大船渡市・釜石市住田町にの2市1町にまたがる五葉山の赤坂峠登山口で4月29日、山開き安全祈願祭が行われた。/ 昨年〔2011年〕は震災の影響で行われなかったため、2年ぶりの開催。晴天に恵まれたこともあり、200人を超える登山者が参加し、五葉山神社の神主による神事が執り行われた。五葉山自然保護協議会会長や関係する市町村職員などが玉串を奉奠(ほうてん)し、登山シーズンの安全を祈願した。/ 今でも7合目以上に雪が残っており、「まだ雪やぬかるみがあるので気を付けてほしい」(担当者)。/ 五葉山は標高1351メートルの三陸沿岸の最高峰。「花の百名場」に選ばれ、6月にはツツジ、7月はシャクナゲが楽しめる。」「(2012年05月02日)」


▼着地型推進へ事業/住田町観光協が総会〔2012年05月01日〕|東海新報 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7582
住田町観光協会(高橋高志会長、会員55個人・団体)の第46回通常総会は〔4月〕27日、町保健福祉センターで開かれた。本年度もふるさとの資源を生かした着地型観光基盤整備を柱に事業を展開する。/ 総会には本人、委任合わせて会員47人が出席。高橋会長は「震災による滝観洞崩落、気仙川の釣り客減など厳しい環境だが、定着型観光の確立に向け、すみた民泊協会や遠野山里ネットと連携して取り組んできた。花咲く年にしていきたい」とあいさつ。/ 議事では、平成23年度事業報告や決算、貸借対照表、財産目録を承認。24年度事業計画と予算、会費の賦課・徴収方法などを原案通り決めた。2年の任期満了に伴う役員改選も行い、新理事9人と監事2人を選出。高橋会長の退任を受け、理事の中から新会長を選ぶこととした。/ 23年度は専従職員1人を配置し体制強化を図り、ブログの立ち上げや「観光協会だより」季刊発行、町内各種団体と連携した着地型の都市農村交流活動推進の取り組みを展開。被災地支援の観点から、ボランティアモデルツアーや夢灯りイベントなども実施した。/ 事業計画によると24年度は、住民ガイド育成など着地型観光基盤整備、観光PR販促品開発など観光宣伝推進事業、夏まつりや滝観洞まつりなどイベント開催支援、観光振興に関する研修会開催といった事業を推進。町内めぐり用の自転車貸し出しなども予定している。/ 新役員次の通り。/ ▽理事=阿部祐一、菅野浩正、紺野昭雄、佐々木信一、佐藤忠美、千田明雄、村上薫、横澤吉夫、和泉三秋▽監事=紺野文夫、千田明夫/ 2012年05月01日付 7面」


▼【住田】気仙に元気、応援音頭/長崎の奉仕団体がCD制作〔2012.5.1〕|岩手日報・被災地ニュース http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/y2012/m05/h1205011.html
住田町世田米の町災害ボランティアセンター「住田町基地」を拠点に活動する長崎県のボランティア団体・住田町基地別働隊長崎(南輝久代表)は、オリジナルの復興チャリティー「気仙SUNSUN音頭」をつくり、CD化した。震災から1年を機に、音楽を通じて被災地を元気づけようと企画。気仙の人々の心の温かさを歌い、地域の復興を後押しする。/ 音頭は、さんさ踊りをイメージした軽快なリズムと、「幸呼来(さっこら)せ」の活気あふれるはやし言葉が特徴。南代表(63)が作詞し、ボランティア活動を通じて知り合った長崎市在住の北城(きたじょう)祐治さんが作曲と歌を担当した。/ 昨年4月末から沿岸被災地のボランティアに携わっている南代表。厳しい環境で暮らす人々に寄り添う中で「人と人のつながり、絆が地域の原点だと感じた」という。/ 歌詞では「温(あった)か心 降り注ぐ 気仙陽だまり 夢だまり」と人の心の温かさを歌い、「全国の 絆も強く 東北の 新しい街 築こうよ」と復興に向けた思いを込める。/ 「今後も被災地の皆さんと共に歩んでいきたい」と語る南代表は「この歌が地域の新しい交流のきっかけになればうれしい」と願う。/ CDには住田基地の愛唱歌として作成した「心あつもり住田町」も収録。1枚千円で、益金は陸前高田市と同市の高田松原を守る会に寄付する。住田基地や大船渡市のおおふなと夢商店街など気仙3市町の約10店舗で販売。問い合わせは南代表(090・7987・****)へ。/【写真=被災地を元気づけようと「気仙SUNSUN音頭」を作詞した南輝久代表】」「(2012.5.1)」
▽参考:
▼気仙SUNSUN音頭|YouTube http://www.youtube.com/watch?v=PWoI07IUcHs
▼気仙SUNSUN音頭〔2012-03-11〕|南野島男のGood Times http://blog.goo.ne.jp/exa-bb-sec/e/bc7cb274ffce83def32d9c6024f44862


▽関連報道:
陸前高田「氷上山」 で山開き−気仙の登山シーズン到来〔2012年05月14日〕|三陸経済新聞 http://sanriku.keizai.biz/headline/79/
陸前高田の氷上神社(陸前高田市西和野)で5月13日、関係者約30人が出席して「氷上山(ひかみさん)山開き式」が行われた。昨年は震災があったため、2年ぶりとなる。これで4月末の五葉山山開きに引き続き、気仙(大船渡市・陸前高田市・住田町の総称)に本格的な登山シーズンが到来した。/ 山開き式は氷上神社の御借り宮と呼ばれる社務所で行われ、陸前高田市の戸田太市長を始め関係者が玉串を奉奠(ほうてん)し、登山シーズンの安全を祈願した。/ 式を主催した同市観光物産協会の金野(こんの)靖彦会長は「2年ぶりで山開き式を執り行うことができた。ひとつひとつ前に進んでいくことがとてもうれしく感じる」と話す。/ 陸前高田と大船渡にまたがる氷上山は標高874メートル。 眼下に望む広田湾から金華山まで展望できる。玉山ルートでの登山にかかる所要時間は約2時間。」「(2012年05月14日)」

東日本大震災:気仙地域、公共施設の復旧費2438億円に〔2012年05月11日〕 /岩手|毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120511ddlk03040030000c.html
「〔岩手〕県沿岸広域振興局は〔5月〕10日、気仙地域(2市1町)の公共施設の震災復旧費が約2438億円に上ると発表した。県全体の41・2%に相当する。漁港や防潮堤の被害が大きかった。/ 所管別の査定額は、県が約1669億円、陸前高田市が452億円、大船渡市は317億円。県全体では4617億円となる。/ 施設別では、漁港・海岸施設が1239億円▽土木施設1009億円▽農林関係189億円。高田海岸(陸前高田)の防潮堤だけで約200億円の復旧費を要するという。/ この額には、大船渡湾口防波堤など国所管の施設や民間分は含まれない。【根本太一】」


▼住田町リンク集(2011年)|ilyaの日記 http://d.hatena.ne.jp/ilya/20110328/1301325475