ilyaのノート

いつかどこかでだれかのために。

緊急避妊薬「ノルレボ錠0.75mg」承認

▼研修コーナーから|日本産科婦人科学会
http://www.jsog.or.jp/activity/Syougaikensyu59.html
▼3)緊急避妊法〔PDF〕|クリニカルカンファレンス|日本産科婦人科学会
http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5909-514.pdf
「学会活動について/研修コーナーから/生涯研修プログラム/クリニカルカンファレンス(一般診療・その他)/2.OC〔経口避妊薬〕と緊急避妊/緊急避妊法」 「(社)日本家族計画協会常務理事・クリニック所長 北村邦夫」「座長:鳥取大学教授 寺川直樹/ 東邦大学教授 森田峰人」
緊急避妊法(Emergency Contraception,以下「EC」)とは,避妊しなかった,避妊に失敗した,レイプされた等に引き続いて起こる可能性のある妊娠を回避するために利用する最後の避妊手段である.わが国ではモーニングアフターピル(morning-after pills),性交後避妊(post-coital contraception)などの言葉が使われることが多いが,性交は必ずしも夜行われるとは限らず,その翌朝に使う薬剤を意味するモーニングアフターピルや性交直後である必要もないことから性交後避妊などの用語は不適当であるとの理由で緊急避妊法(EC)が一般化している.宗教的な背景の強い国々では,長年にわたって『The Nation’sBest-Kept Secret』(筆者訳:国家機密)1)とまでいわれてきた.認知度の高まりから最近では「知らないのは愚か,知らせないのは罪」とまで評価されており,2006年10月30日現在,国連加盟国192カ国中114カ国で既に承認されている.未承認国の中にはイラン,イラクアフガニスタン北朝鮮そして日本の名前が並んでいる.」
「1970年代に開発されたEC である〔副作用の大きい〕ヤツペ法を医師の判断と責任で処方する国,日本.その一方で,世界では既にLNG 単独剤がEC の主流となっている.その理由は,有効性,安全性に対する高い評価である.1.5mg の一回投与も可能であることからコンプライアンスが高い,しかも無防備な性交後120時間以内での投与まで推奨されていること,などが挙げられる.あくまでもコンドーム避妊に固執するわが国の場合,コンドーム破損,脱落などコンドームのトラブルに遭遇したときに利用するEC の意義は殊の外大きい.さらに,EC 後,低用量経口避妊薬や銅付加子宮内避妊具のような確実な避妊法へと行動変容する姿を目の当たりにできることはEC 処方の醍醐味でもある./ 警察庁犯罪被害者等基本法に基づく事業の一環として2006年度から「犯罪被害者への医療支援」をスタートさせた.これにはEC 等に対する費用負担も含まれている.ECが救急時の措置としての市民権を得る第一歩を踏み出したとも言える.」
▽産科婦人科学会によるテキスト。緊急避妊法Emergency Contraception(EC)、緊急避妊薬(モーニングアフターピル)について。「ノルレボ」の承認により、更新が予想される。「日本産科婦人科學會雜誌」59巻9号(2007年9月)収載。


▼薬「ノルレボ」、今春にも発売 : 医療ニュース〔2011年1月8日〕|yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=35248
「女性がレイプされたり、避妊に失敗したりした時に服用する緊急避妊薬「ノルレボ」が近く承認され、今春〔2011年春〕にも発売される。副作用が少なく、「従来の緊急避妊法や妊娠中絶より、体への負担が少ない」と歓迎の声があがっている。/ ノルレボは性行為後72時間以内の服用で妊娠の確率が大幅に減るという。海外48か国で承認済み。昨年〔2010年〕末、厚生労働省の薬事分科会で承認する方針が決まった。/ これまで日本では月経周期異常などの治療薬を転用した緊急避妊法が行われていたが、嘔吐(おうと)などの副作用があった。日本家族計画協会クリニック所長の北村邦夫さんは「ノルレボなら女性は随分楽になる」と話す。/ 市民団体「東京・強姦(ごうかん)救援センター」も、「人工妊娠中絶よりも体への負担が少なく、性暴力被害者にとって朗報」と歓迎する。/ ただ、緊急避妊薬の登場で、通常の避妊がおろそかになるとの懸念も。北村さんは「ノルレボを服用しても100%妊娠を防げるわけではない。緊急的に用いるものと知ってほしい」とクギを刺す。ノルレボの使用には、医師の処方が必要健康保険は適用されない。/(2011年1月8日 読売新聞)」
▼NorLevo | Emergency contraception | Anticonception de Emergencia
http://www.norlevo.com/


厚生労働省の薬事分科会は〔2010年12月〕24日、コンドームが壊れたり、性犯罪の被害に遭ったりした女性が、望まない妊娠を...|amiens international
http://amiens2009.tumblr.com/post/2456299095/24
「望まない妊娠防止の緊急避妊薬、来春にも発売/ 読売新聞〔2010年〕12月24日(金)21時7分配信」 「厚生労働省の薬事分科会は〔12月〕24日、コンドームが壊れたり、性犯罪の被害に遭ったりした女性が、望まない妊娠を防ぐために服用する緊急避妊薬「ノルレボ」の承認を決めた。/ 来春にも発売される。」「最終更新:12月24日(金)22時13分」
▼【話題株】そーせいG「事後服用」の緊急避妊剤が認可、株価はすでに胎動中 2010/12/26(日) 12:36:59|[サーチナ]
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1226&f=business_1226_018.shtml
「■来年〔2011年〕前半には販売へ/ 医薬開発ベンチャー企業そーせいグループ <4565> が昨年〔2009年〕9月に承認申請していた緊急避妊剤(事後服用型)について、厚生労働省は〔2010年12月〕24日、製造販売の承認を決定。このタイプの避妊薬〔の承認〕は国内で初めてで、来年の前半には販売される見込みとなった。/ 同社は〔12月〕24日付けで「本日開催の薬事・食品衛生審議会において緊急避妊剤『ノルレボ錠0.75mg』(開発コード:SOH−075)を承認して差し支えないとの結論が出た」と発表した。/ 同社の株価は、〔2010年〕11月29日に同新薬の承認の見通しが一部報道で伝えられたことを材料に一時ストップ高の11万2000円をつけ、以後、断続的に上値を追いながら、12月8日には14万9400円をつけ、この週末の12月24日には15万4200円の戻り高値をつけた。年初来の高値は5月14日につけた15万4500円。/ この新薬は、女性ホルモンの一種の黄体ホルモン製剤で、〔性交後〕72時間以内に服用すると妊娠を約80%抑える効果がありるとされ、海外では米国など54カ国で承認されているという。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)」


▼緊急避妊薬、治験へ 厚労省性感染症が増」と懸念|リプロな日記
http://d.hatena.ne.jp/okumi/20061116
「昨日(2006/11/15)付でasahi.comのサイトに載っていた緊急避妊薬ノルレボ(NorLevo)に関するニュースから,ご紹介します。」
「なお緊急避妊薬(モーニング・アフター・ピル)は,ミフェプリストン(RU-486)などの早期中絶薬とは別もので,作用も異なるし,使用時期も異なる。前者は無防備なセックスの直後数日間,後者は最後の月経開始日から数えて7週まで使える。」
「ノルレボ(NorLevo)を開発したHRA Pharmaが提供するこの薬の情報は以下〔のURI〕にあります。→ http://www.norlevo.com/ 」「この頁の解説から一部訳してご紹介。/ 『HRA Pharmaが開発したこの緊急避妊薬は,現在,世界25ヵ国で販売されています。このセクションでは,緊急避妊薬がどのように作用するかを詳しくご説明します。NorLevo(R)は,プロゲスチンのみを使用している製品です。一回に0.750 mg levonorgestrel 2錠分が含まれてます。この薬にはエストロゲンは用いられていません。NorLevo(R) はあなたが未計画の妊娠を避けるための助けになります。予防措置をしない性行為や避妊の失敗,避妊ピルののみ忘れ,コンドームの破損などの場合にお役に立てます。/ NorLevo(R)は,AIDSなどの性感染症は予防できません。Norlevo(R) のマークがついた緊急避妊薬は,通常の避妊の代用ではなく,あくまでも例外的なケースに用いるべきです。(訳:塚原久美)』」

▼緊急避妊薬、治験へ 厚労省性感染症が増」と懸念|TransNews Annex
http://transnews.exblog.jp/4189382/

▽上掲記事に引用されている朝日新聞2006年11月15日記事の全文クリップ。2006年当時の状況がわかる。
「コンドームの破損などで避妊に失敗したとき、その72時間以内に服用すれば妊娠の可能性を低くできる「緊急避妊薬」の臨床試験(治験)が年内〔2006年〕にも始まることがわかった。」
「性行為後に行う緊急避妊について、厚生労働省は「コンドームの不使用につながり、性感染症が増える」などの理由で公的に認めていない。しかしこの数年、同様の効果が望める婦人病治療薬が本来の目的外で処方される形で普及している現実があり、議論になりそうだ。/ 治験の準備が進んでいるのは仏で開発され、「ノルレボ」という名で欧州、韓国など約60カ国で販売されている薬。日本での販売権がある「そーせい」(本社・東京)が年内に始める意向を厚労省に伝えている。/ 世界保健機関(WHO)は、無防備な性行為から5日以内で望まない妊娠を避けるための方法として、限定的に緊急避妊法を勧めている。ノルレボも含む有効成分の薬の場合、妊娠可能性を60〜90%低くすることができるといい、吐き気などの副作用がある。/ 厚労省は「『性感染症も防げるコンドームの普及を阻むおそれがある』『安易な性行為が増える』などの懸念が根強くある」として緊急避妊を推進していない。同様の懸念は低用量ピル(経口避妊薬)でももたれ、国内での承認までに9年かかった。」
公的には存在しない緊急避妊薬だが、既存の婦人病治療薬を本来より多く服用することで近い効果が期待できるため、「避妊に失敗した」と駆け込んできた女性に目的外で処方している病院は少なくない。海外の承認薬を個人輸入して処方する医師もいる。厚労省も「違法性はない」と黙認している。」
▼緊急避妊薬、日本でも発売の動き〔2006/11/16〕|マコトのフォト日記
http://blogs.yahoo.co.jp/hotcreationjp/42084120.html
「緊急避妊薬は既にフランスやオーストラリアでは薬局で買え、アメリカでは製品名プランBとして、今月にドラッグストアで購入出来るようになりました。/ 日本では、そういった状況のとき、医師の診断を受ければ処方してもらえるのですが、金曜の夜だと、月曜にしか診療を受けられなく、効果が低下します。/ そして遂に日本の医薬メーカー「そーせい」が日本での販売を目指し、臨床試験(治験)を年内〔2006年〕に始めることになりました。」
「↑厚労省は「『コンドームの普及を阻む』『安易な性行為が増える』などとして、緊急避妊を推進していません。同様の懸念は低用量ピルでももたれ、国内での承認までに9年かかっています。/ 安易な性行為を心配すると言っていますが、それはウソです。あのバイアグラの承認にはたった1年でした。明らかに女性にのみ貞操感を求めるオッサン的発想からです。」


▼モーニングアアフターピル | 緊急避妊薬大全
http://pill.best-kusuri.com/
▼ノルレボ | モーニングアフターピル |事後避妊薬 | 経口避妊薬 | Win Medicare
http://www.bestkusuri.com/products/ノルレボ.html
「ノルレボは、メーカーにより生産終了となりました。事後ピルをご希望の方は、ノルレボと同じ成分のアイピルまたは、ピル72をご注文くださいませ。」
「★病院にいかなくてもいいですか?/ 〔回答:〕ノルレボの個人輸入は、医師の診察、処方箋がなくても個人での使用に限り輸入規定量個人輸入が法律で認められております。ノルレボの使用方法、効果、副作用など の情報は、アイピル販売国の商品説明書や一般的な情報を和訳したものであり、弊社では一切の責任を負いかねます。ノルレボのご使用に際しては、必ず医師など専門家にご相談ください。」


▼Tokyo Rape Crisis Center 東京・強姦救援センター
http://www.tokyo-rcc.org/