ilyaのノート

いつかどこかでだれかのために。

海岸防災林と東日本大震災(2012年11月)

▼海岸防災林に適した植栽樹種に関する調査報告書 〜宮城県における海岸防災林に適した樹種の選定と種苗の供給について〜〔平成24年3月〕|宮城県公式ウェブサイト http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/sinrin/chousahoukokusho.html


森林総合研究所 東北支所/研究発表会等|シンポジウム|海岸林の再生に向けて〔2012年7月27日〕 http://www.ffpri.affrc.go.jp/thk/research/meeting_for_reading_research_papers_etc/sympozum/20120727.html
▼[PDF] 海岸林の再生に向けて:森林総合研究所東北支所『特別シンポジウム要旨』パンフレット http://www.ffpri.affrc.go.jp/thk/research/meeting_for_reading_research_papers_etc/sympozum/documents/20120727.pdf


▼「津波と海岸林に関する調査研究事業(平成22年度調査報告書)」森林保全・管理技術研究会(平成24年1月) http://www.hozen-ken.jp/menu/2012-01tunami-mokuzi.html


▼東北森林管理局/東日本大震災に関する情報 http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/koho/saigaijoho/h23_higasinihon_daisinsai.html
▼PDF:海岸防災林等の復旧の考え方 仙台湾沿岸地区 http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/koho/saigaijoho/pdf/sendai.pdf
▽「海岸防災林等の復旧の考え方」として「仙台湾沿岸地区(PDF:6,891KB)」「東松島市矢本海岸地区(PDF:1,220KB)」「気仙沼地区(PDF:5,364KB)」を配布。


▼村井宏、石川政幸、遠藤治郎、只木良也『日本の海岸林 :多面的な環境機能とその活用』ソフトサイエンス社(1992)
▼CiNii 論文|日本の海岸林, 村井宏・石川政幸・遠藤治郎・只木良也編著, 513ページ, ソフトサイエンス社, 東京, 1992年, 9,500円 http://ci.nii.ac.jp/naid/110002946893
※書評。


▼浅野敏之|鹿児島大学工学部海洋土木工学科 http://oce.oce.kagoshima-u.ac.jp/~kaikou/asano/ASANO-hp.html
▽海洋土木工学科 教授。専門は、海岸工学、環境水理学、沿岸・河川災害。2005年以降の論文がPDFで公開されている。
▼浅野敏之/最近の発表論文 http://oce.oce.kagoshima-u.ac.jp/~kaikou/asano/2007-2011.html
▽論文PDF: 「海岸林に作用する流体力の評価」(2011)、「地形情報と想定津波高に基づいたわが国海岸林の津波防災能力の評価」(2010)、「津波防潮林の損傷評価を目的とした海岸林樹木の波力に対する応答解析」(2010)、「海岸林樹木に作用する流体力に関する実験的研究」(2010)、「海岸林を遡上する津波の減衰に関するシミュレーション」(2009)、「海岸林の幹直径の分布特性と津波による樹木倒壊率」(2007)、「樹木形態学に基づいた海岸林の津波減衰率の評価」(2007)、「森林生態学に基づいた津波防潮林の防災機能の評価」(2006)、「津波に対する海岸林の減災効果」(2005)、「湖岸植生の繁茂状況と来襲波浪の関係」(2005)、「マングローブ林の津波軽減効果に関する考察」(2005)


▼Japan (日本語) - 「大規模災害から学ぶ」東日本大震災からの教訓 http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/COUNTRIES/EASTASIAPACIFICEXT/JAPANINJAPANESEEXT/0,,contentMDK:23284468~pagePK:141137~piPK:141127~theSitePK:515498,00.html


yorimo : よみがえれ森よ〜東日本大震災をこえて〔目次〕 https://yorimo.yomiuri.co.jp/csa/Yrm0401_P/1221785684629
yorimo : よみがえれ森よ・国際森林年記念シンポジウム「よみがえる日本の森〜大震災をこえて〜」(1) https://yorimo.yomiuri.co.jp/servlet/Satellite?c=Yrm0401_C&cid=1221795289520&dName=Yrm0401Def&pagename=YrmWrapper
yorimo : よみがえれ森よ・国際森林年記念シンポジウム「よみがえる日本の森〜大震災をこえて〜」(2) https://yorimo.yomiuri.co.jp/servlet/Satellite?c=Yrm0401_C&cid=1221795631735&dName=Yrm0401Def&pagename=YrmWrapper
yorimo : よみがえれ森よ・「海岸林を考える」シンポジウム(3)〜パネルディスカッション https://yorimo.yomiuri.co.jp/servlet/Satellite?c=Yrm0401_C&cid=1221787383942&pagename=YrmWrapper
CSR Magazine|大津波に立ち向かった松林“奇跡の一本松”に再生への願いをこめて/国際森林年記念シンポジウム「海岸林を考える〜東日本大震災からの復旧・復興に向けて〜」から http://csr-magazine.com/2011/07/19/analysts-takadamatsubara/
▼震災から"海岸林"を考える | NHK「かぶん」ブログ:NHK http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/700/86582.html


▼財団法人日本緑化センター 講座・研究会 松再生シンポジウム http://www.jpgreen.or.jp/event/matsu_sympo/index.html
河北新報ニュース (14)海岸林再生/発芽率95%、育苗着々と http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1108/20121024_01.htm


▼OJ日記 : 海岸林の再生〔2011年09月08日〕 http://blog.livedoor.jp/ranasystem/archives/51872213.html
「災害木くずにおいて、比較的乾燥している建築系木くずであれば、バイオマスボイラーの燃料やパーチクルボードの燃料として、リサイクル利用が前向きに検討されていますが、含水率の高い津波被害を受けた海岸林などの自然木は、燃料やボード材には敬遠される傾向があります。/ 一つの有効なリサイクル利用として・・・/ 海岸に集積されている自然木を現場で堆肥化し、海岸林再生における緑化基盤材として利用することが有効な選択肢の一つになるのではないかと思います。/ 塩害改善、森林再生実績のある「カッセーチップ堆肥化工法」をご提案します。」


津波に耐えたマツ林とイブキ 被災地調査前編/岡山瑞穂さんのコラム/ガーデンプラット http://www.garden-plat.net/designerscolumn/oakayama/column29.html
東日本大震災から3ヶ月が過ぎました。まだまだ多くの方が大変な生活を送っていらっしゃるところだと思います。重ねてお見舞い申し上げます。/ 先日やっと、わたしたちも、NPOとして今後の支援活動の方法を考えるべく、被災地を調査してきました。多くはまず生活の復旧のための支援ですが、当会に御協力いただいている方からも、我が会ならではの支援をした方がよいのでは、とすすめられ、被災地の樹木や自然を保護して守るプロジェクトを進めたいと考えています。/ すでに高田の松原の1本マツは多くの専門家が取り組んでいます。支援の手も多くあるだろうということから、私たちは福島のほうに目を向けることにしました。」「今回は津波での塩害を中心に、国営林の被害などを見て回ることにしました。」
「イブキの大木です。これほど大きいのはそれだけで珍しいのに、なんと津波を被っているのにも関わらず全く無傷で元気いっぱいなのです。/ イブキ(伊吹、学名:Juniperus chinensis)は、ヒノキ科ビャクシン属の常緑高木/ ここにも目立たないけど大災害を乗り越えた勇者がいたんです!/ 周囲のマツはすっかり真っ赤なのですが、イブキは本当に津波を被ったのだろうか?と思わせる様子です。」
ツワブキハマヒサカキ、シャリンバイ、トベラ。潮に強いおなじみの植物はしっかり生育しています。知ってはいたけど改めて凄さを感じました。」


津波に耐えたマツ林とイブキ 被災地調査後編/岡山瑞穂さんのコラム/ガーデンプラット http://www.garden-plat.net/designerscolumn/oakayama/column30.html
「福島の海岸林は、岩手ほどの衝撃ではなかっため、塩害で真っ赤になりながらも陸地を守る機能を果たしていました。瓦礫を食い止めている様子がわかります。」
「家屋の破壊については、明暗がくっきり現われていて、住宅は林の裏手に立てたほうがいいことが一目瞭然でした。ある地域ではわざわざ防潮林だったところを宅地に変えてしまったそうで、跡形も無く、基礎だけが残っている場所もありました。」
「塩害とは、塩の分子が根を傷め通水障害を起させたり、直接葉を痛めることです。組織が破壊され、正常な生育ができなくなっていします。」
「スギに関しては完全に塩に弱いです。真っ赤な雑木林に驚きました。この雑木林の裏手、南横手地区で農業法人を営んでいる女性に話を聞くと、田んぼも畑もすっかり波に覆われて、高さ40センチほどの冠水があったそうです。」
「意外だったのは、タブが全くダメだったと言うこと。確か海岸に適した植物なんですが、実はそうでもなさそうです。葉が全部枯れていました。」