ilyaのノート

いつかどこかでだれかのために。

小鼓系女子 大山容子師

▽大山容子。小鼓(こつづみ)奏者(囃子方 大倉流小鼓方)。たたずまい、かけ声、そして技術、ともに能舞台にあざやかに映える。1981年生れ。2005年(平成17年)初舞台。


▼かんぜこむ-小鼓講座- http://www.kanze.com/yoshimasa/kotudumi0807.html
「大倉流小鼓方 大山容子」 「能楽大倉流小鼓方。昭和56年生まれ。聖心女子大学文学部外国語外国文学科卒業。大学時代より小鼓を習い始める。平成17年大倉流入門。同年舞囃子「小袖曽我」にて初舞台。大倉源次郎に師事。」
▽――顔写真あり。なお、大学時代は大倉流小鼓方 古賀裕巳に師事したという。


▼ナント描いていただきました!〔2011-07-03〕|能楽笛方 栗林祐輔 http://yuriku77.blog75.fc2.com/blog-entry-150.html
「新潟での楽器体験に参加された、新潟県在住の綾音さんが高井松男師、大山容子師、僕をその場で描いて下さりました! 自慢するために載せます。/ 綾音さんは新潟県在住で、和紙に絵を描いていらっしゃる絵師でいらっしゃいます。/ 和紙は僕も好きです。/紙の表面で光を反射するように考えられた洋紙と違い、和紙は紙の裏から光透すことを考え作られている紙です。/「底光り」と呼ばれるものですが、これによって絵に立体感が出ます。」
▽――舞台のたたずまいを伝える絵。


能楽 大倉流 同門一覧|華通信Web http://homepage2.nifty.com/hana_web/okeiko/ichiran.html
「小鼓方」「大山 容子 埼玉県在住 1981年生 大倉源次郎に師事。」
▽――webサイト「華通信Web」は、大倉源次郎師(能楽囃子方 大倉流小鼓方十六世宗家 大鼓方宗家預り)の個人webサイト。


▼土曜劇場プレイ・パーク 【七月〜九月】 第四週目|世田谷パブリックシアター/シアタートラム http://setagaya-pt.jp/workshop/2007/07/793_1.html
日程/ 2007年/ 7月28日「はじめてのポン!」/8月25日「謡(うたい)でポン!」/9月22日「狂言でポン!」」 「講師/ 大倉源次郎(能楽大倉流小鼓方)〔中略〕/ 大山容子能楽大倉流小鼓方)/ 1981年生まれ。聖心女子大学文学部外国語文学科卒業。大学在学中に大倉流小鼓方古賀裕己に師事。2005年大倉流入門。大倉源次郎に師事。同年舞囃子「小袖曽我」にて初舞台。 」
▽――「撮影=致道博物館」とキャプションのある写真に写っているのは大山容子師と思われる。後掲の致道博物館webページに同じ写真はないようだが、同時に撮影されたうちの一枚とすれば、2006年のもの。
▼活動内容|浦和第一女子高校能楽部 http://www.geocities.jp/ichijo_noh/activities.htm
能楽部講座|浦和第一女子高校能楽部 http://www.geocities.jp/ichijo_noh/kouza2.htm
「<ご指導してくださる先生方> 観世流シテ方 西村高夫先生/ 高安流大鼓方 佃 良太郎先生/ 大倉流小鼓方 大山 容子先生/ 金春流太鼓方 梶谷 英樹先生」

▼追悼 山田利子(書き込み者 源次郎)〔2005年4月17日〕|刻々是好刻 http://hanatudumi.cocolog-nifty.com/tabinikki/2005/04/post_a923.html
「大倉流で唯一、能楽界で唯一の女性大鼓方でした山田利子(80才)が〔2005年4月〕15日に豊中市の病院で亡くなりました。」「大倉流は明治から、女性に門戸を開き 小鼓方では故荒木豊子をはじめとして川越治子、寺島澄代、久田陽春子、高橋奈王子 そして〔2005年〕4月に入門したての大山容子と 女性の玄人が続いています。」


▽舞台評ほか:
▼「能楽研鑽会」〔2010.03.02〕|能 観たまんま http://nourakutosha.blog105.fc2.com/blog-entry-543.html
「〔2010年〕3月1日(月) 曇 「能楽研鑽会」公演 於:国立能楽堂」 「注目したい若手として、上記 シテ方 清水義也・武田祥照 のほか、ワキ方の矢野昌平、狂言方の 村井一之・内藤 連、囃子方 笛の 杉 信太朗・栗林祐輔・小野寺竜一、小鼓の 大山容子・田邊恭資、大鼓の 大倉慶乃助・亀井洋祐、太鼓の 林 雄一郎・大川典良 らを上げておきたい。」

▼平成二十三年九月二十三日(祝・金) 第十回記念 綱雄会 矢来能楽堂〔2011-09-23〕|魂境−たまさか−。 http://nekodamac.exblog.jp/14622802/
「能 『田村』 シテ 村岡聖美 ワキ 舘田善博 ワキツレ 則久英志 ワキツレ 野口能弘 アイ 高沢祐介/ 笛 八反田智子 小鼓 大山容子 大鼓 安福光雄/ 後見 山井綱雄 本田芳樹/ 地謡 中村昌弘 本田布由樹 中村一路 吉場廣明 ※金春安明 高橋忍」 「女性の小鼓方は初めて舞台で拝見しましたが、とても低い掛け声でこういう表現はどうかと思いますが男前。お若い方です。笛方も女性でしたし華やかです。」

▼ハゲマス会 第13回狂言の会 大蔵流山本家とともに〔2011-01-28〕|カンゲキ通信 http://kangeki.blog.so-net.ne.jp/2011-01-28
「2011年1月23日(日) 川崎市麻生文化センター 14:00開演」 「素囃子『盤渉早舞(ばんしきはやまい)』 大鼓/大倉栄太郎/ 小鼓/大山容子/ 太鼓/梶谷秀樹/ 笛/藤田貴寛」 「小鼓に女性が入ることによって、少し柔らかな調子だったかな〜という感じ。これまでずっと言葉に耳を傾けていたので、調子だけ聴くのは新鮮な感覚でした。終わった後、そのまま途切れずに最後の曲へ自然に流れていく構成が面白いな〜と思いました。」

▼「円満井会定例」〔2010.05.17〕|能 観たまんま http://nourakutosha.blog105.fc2.com/blog-entry-582.html
「「杜若」 シテ/杜若の精 深津洋子 ワキ/旅僧 野口琢弘 囃子方/笛 八反田智子・小鼓 大山容子・大鼓 柿原光博・太鼓 大川典良 地謡/頭 梅井みつ子・副 長谷川純子 後見/主 横山紳一・副 中田智久」 「シテ 深津洋子の舞台を初めて観る。若い方だと思うが、能暦は判らない。舞台上の演者は、女性が大半を占めており、シテ・笛・小鼓の他地謡8名は全員女性である。この中で、笛の八反田智子と小鼓の大山容子は、度々演奏を聞いているので技量・力量は承知している。/ きれいな謡に美しい舞、舞台全体に終始華やかな雰囲気が流れていた。しかし、酷な言い方だが、一曲の能の舞台としては、何の感動も感慨も湧いてこなかった。」

能楽研鑚会〔2006-09-13〕|Trikoの美的通信 http://triko.blog.so-net.ne.jp/2006-09-13
「〔舞囃子鞍馬天狗」?〕 また小鼓の大山容子さん(大蔵流〔大倉流〕)は、紅一点 地謡や囃子の中でもかき消されない鼓の抜けるような、独立した音を守っていらっしゃった点に関心!」 「※「能楽研鑚会」 国立能楽堂にて 2006年9月13日 午後4時開場、5時開演」


▽舞台外:
▼トピックス 平成18年(小鼓にみる蒔絵の美展、能楽体験子供教室開催)|財団法人 致道博物館 http://www7.ocn.ne.jp/~chido/sub9.htm
「〔2006年〕7月4日午後3時から生田秀昭さんよりギャラリートーク、そして午後6時30分より小鼓筒音くらべを御隠殿で開催いたしました。 はじめに大倉流大倉源次郎宗家のご指導のもとおこなわれた小学生のための小鼓体験教室のこれまでの成果の発表会を行いました。能楽笛方藤田流11世家元藤田六郎兵衛、大倉流大鼓宗家大倉慶乃助、大倉流小鼓大山容子各先生とともに2班に分け、装束姿のあべつむぎ、あべみゆき、あべみなみ、いがらしあい、いしはらかよこ、おおかわあかり、さいとうかえで、せおあきえ、ほんまはるの各生徒さんの成果の発表に客席は拍手喝采でした。 「鞨鼓」を笛 藤田六郎兵衛、小鼓大山容子、大鼓大倉慶乃助 で演奏、がつづいて生田秀昭、藤田六郎兵衛、大倉源次郎の各先生と、上野繁美、遠藤甚一、剱持孝文、蛸井弘、渡部昇、渡部俊美の各氏、黒川能から6名参加いただき「小鼓を囲んで」と題して「小鼓にまつわること、大鼓との違い、笛の話、黒川能の話など」について話題つきず有意義な座談会を開催、最後に笛藤田六郎兵衛、小鼓大倉源次郎お二方で演奏されました。なかなか聞くことができない演奏に会場の感銘ふかく聞き入りました。」
能楽体験子供教室開催/ 「小鼓にみる蒔絵の美」展にあわせ、小学生のための小鼓子供体験教室がはじまりました。〔2006年〕6月17日18日24日25日、7月1日2日と教室があります。7月4日は当館御隠殿において第一部として、午後6時30分からこの教室の成果の「小学生のための小鼓体験教室」発表会があり、その後7時30分から能楽笛方藤田流11世家元 藤田六郎兵衛、大倉流小鼓方16世宗家大倉源次郎が出演、小鼓筒音くらべが催されます(無料)。」
▽――子ども教室の写真多数。写っているのは2006年の大山容子師と思われる。残念ながら解像度は低い。
▼伝統文化こども教室 - 事例集〔平成18年度〕|公益財団法人 伝統文化活性化国民協会 http://www.dentoubunka-kodomo.jp/examples/018/touhoku/yamagata02_01.html
「小鼓子ども体験教室 「鶴岡能楽子ども体験教室実行委員会」 「会場は共催の財団法人致道博物館に、稽古・発表会の会場を貸していただきました。ただし、〔2006年〕七月一日と二日はお茶会が催されるため、荘内神社斎館にて稽古を行いました。/ 講師は大倉流小鼓方の大山容子氏にお願いしました。大山氏は大学時代より小鼓をはじめ、大倉流に入門し、大倉流小鼓方十六世宗家大倉源次郎氏に師事しておられます。わかりやすく丁寧な指導はこどもにも保護者にも好評でした。」
▽――写真4葉あり。前掲webページとまったく同じ写真は一葉のみか。


▼H21年度 かなっくホール主催事業レビュー|かなっくホール 横浜市神奈川区民文化センター http://kanack-hall.jp/info/vol76.html
「2010/1/28(木)、29(金)/「横浜市芸術文化教育プログラム」アウトリーチ」 「〔2010年〕1月28日(木)、29日(金)の両日行った「小鼓体験授業」では、能楽大倉流小鼓方宗家の大倉源次郎さんと同小鼓方の大山容子さんのお二人による指導のもと、子どもたちが全員本物の小鼓に触れ、打ち方を習い、また笛の唱歌(しょうが)に合わせながら実際の演奏を体験しました。また「お稽古」という形をとることにより、日本人が先祖から受け継いできた物や心を大切にすることの意味も学びました。子どもたちは初めて見る楽器に少し緊張しつつもすぐに要領をつかみ、先入観なく純粋に「音楽」を吸収し、楽しんでいました。」