ilyaのノート

いつかどこかでだれかのために。

保坂のぶとと語る 青少年健全育成条例と表現規制の今(2010.6.13 in 大阪)

▼保坂のぶとと語る 青少年健全育成条例表現規制の今|YouTube
http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/a/D7D49F3FDAB8A808/0/Rx44Rj18UbA
▽日時: 2010年6月13日。会場: 大阪市中央公会堂 大会議室。主催: 保坂のぶとと文化を語る会、協力: コンテンツ文化研究会
▽ゲスト: 赤桐弦(COMIC CITY主宰/(有)ケイ・コーポレーション)。武田圭史(COMIC CITY主宰/(有)ケイ・コーポレーション)。保坂のぶと参議院比例・社民党予定候補者/前衆議院議員大須賀秀一(ホビーショップVANILLA店長/(有)ポテオ企画代表)。新明謙二(BLACK PACKAGE/(株)エッジ)。 司会: 小泉秀輔(保坂のぶと市民選対)
▼「第三弾!保坂のぶとと語る 青少年健全育成条例表現規制の今」のお知らせ|コンテンツ文化研究会
http://icc-japan.blogspot.com/2010/06/blog-post.html


▽保坂のぶとと語る 前半1-8 〔2010年6月13日〕|保坂のぶとのどこどこTV
▼前半-1: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/28/Rx44Rj18UbA
▼前半-2: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/29/1A0C5-TABO8
▼前半-3: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/11/h08FJaXojCc
▼前半-4: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/27/E0oY5vsJdUY
▼前半-5: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/26/7ppi7t1Rw1s
▼前半-6: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/6/9vuwh5toA7U
▼前半-7: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/5/ku7lE3-j_Is
▼前半-8: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/23/K82XmgPqu-s

▽保坂のぶとと語る 後半2-9 〔2010年6月13日〕|保坂のぶとのどこどこTV
▼後半-1: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/29/1-8reHapW2M
▼後半-2: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/22/i45uxaDxJfI
▼後半-3: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/21/gF3xqGQ6bX8
▼後半-4: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/1/ytFv0_iygrw
▼後半-5: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/19/CYc9177M-IQ
▼後半-6: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/18/VcROyDXk1fE
▼後半-7: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/17/cPvtQXWKpwY
▼後半-8: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/16/v11nP_uWFOA
▼後半-9: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/13/KkMh4WwHck4
▼後半-10: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/4/uj7QmDYLQlM
▼後半-11: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/3/DyT5BY39mcA
▼後半-12: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/2/s_TcrgqiIHw
▼後半-13: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/1/y2sS4obgmBg


▼保坂のぶとと語る 前半-6|保坂のぶとのどこどこTV
http://www.youtube.com/user/hosakanobuto#p/u/6/9vuwh5toA7U
▽前半-6:4:06-: 同人誌ショップと銀行、信用保証協会。資金をめぐる非常に興味ぶかい証言。都条例改正案、児童ポルノ禁止法改正、京都府知事選の結果などとの関連は不詳。
▽私企業である銀行に切られるのは最悪ありうると考えていた(理解できる)。だが最終的に、京都中央信用金庫は従来通り融資OKをくれたにも関わらず、国(公益法人)の保証協会に「そういう通達があったのでおたくには保証を出せない、分かってくれ」と言われた。起業から6年間は問題なかった。2010年5月。〔当該企業の経営状態の実際については不詳。〕
▽本来、銀行の貸し渋りから中小企業を救済するために信用保証協会は存在する。規制の方法論。下部構造。Amazon.co.jpやDMMをめぐるクレジットカード問題と類比的に考えることもできる。本気で潰したいなら、

▼保坂のぶとと語る 前半-7|保坂のぶとのどこどこTV
http://www.youtube.com/user/hosakanobuto#p/u/5/ku7lE3-j_Is
▽前半-7:0:46-: 保証協会は18禁エロゲー会社に保証を出してくれない。三井住友は1億円を利息2%で融資してくれる(弊社)。同人誌、アダルトコンテンツを扱うお店は一切保証できない、と。 1:28- 保証協会は18禁商品(「公序良俗に反する」ゆえに)を取り扱う企業に保証を出さない。

▼保坂のぶとと語る 前半-6|保坂のぶとのどこどこTV
http://www.youtube.com/user/hosakanobuto#p/u/6/9vuwh5toA7U
▽前半-6:0:10-: 1994年の千葉幕張メッセでの同人誌イベント中止の経緯を報告(コミックシティ in 幕張メッセ)。武田圭史(COMIC CITY)による発言。受けた要請、200人警察官を待機させよ、弁当を用意せよ。また、猥褻物の定義として、乳首が見えていたら駄目だ、と。〔こうした要請に法的根拠はあるだろうか。〕


▼保坂のぶとと語る 後半-4|保坂のぶとのどこどこTV
http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/1/ytFv0_iygrw
▽後半-4:2:47-, 3:52: 創作物規制について、規制推進側の主張する論理について真っ当に解説している(赤桐)。「児童」の性的人格権。差別発言の問題との対比。規制側(相手)の前提をきちんと理解し、考える言葉に近づいている。その後に述べられる“(規制強化)反対派が今後考えていくべきこと”とは、まさに賛成派の良心的な部分がしてきたことだろう。なお、後半-9:1:10- にこれに関連する会場からの質疑がある。残念ながら赤桐発言の後半はネグレクトされる。

▼保坂のぶとと語る 後半-5|保坂のぶとのどこどこTV
http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/0/CYc9177M-IQ
▽後半-5:7:08: 5月30日のCSEC会議に参加しての批判的コメントがある。なぜ漫画やアニメの規制を現状の対策よりも優先するのか、という質問をしてみたが、答えは「議題にのぼっているから」だった、と(ただしここでは今まさに生じている児童ポルノ被害に現場で対処し続けているのが誰か、は語り落とされる)。前掲 後半-4:3:52- における発言も、直接に賛成派集会にインスパイアされたものであることが察せられる(cf. 性的人格権への言及、中里見説の祖述)。逆にいえば、それまでは想像したことすらなかったということになろうか。

▼保坂のぶとと語る 後半-6|保坂のぶとのどこどこTV
http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/18/VcROyDXk1fE
▽後半-6:5:58-: 同人誌ショップ運営の現場。古物商免許の取得の様子。浪速警察署に実際に商品を持っていき許可を受けている。ときどき、挨拶にくる。違法品は取り扱ってないよね、と。
▽後半-6:8:52-: 児童への性的虐待を描いた商品をどう思うか? 私たちは今までOKだったからOKなのだろう、という認識でしかない。保坂さんは、どう思われるか、と問いかける。

▼保坂のぶとと語る 後半-7|保坂のぶとのどこどこTV
http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/17/cPvtQXWKpwY
▽「正直に言えば、そういう、作品が、あるいは同人誌が、いいとは思えないですね。見たいとも思わないし、〔だが…〕」。議論の背景にある思想に照準する。

▼保坂のぶとと語る 後半-9|保坂のぶとのどこどこTV
http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/13/KkMh4WwHck4
▽後半-9:4:20-: 「内心の自由」という軸。刑法における「犯罪」として設定することがいかに波及するか。所持の〈目的〉によって犯罪/非犯罪の判断が分かれることの重大な意味。目的、動機とは“心の中”を覗き、裁定することになる。5:13- 足利事件における虚偽自白を参照する。 cf. 浜田寿美男『自白の心理学』


▼後半-11: http://www.youtube.com/hosakanobuto#p/u/3/DyT5BY39mcA
▽後半-11:0:25-: 会場から、青少年と性の問題について発達心理学者など医学の専門家からの助言はないだろうか、とのコメント。それに対して性心理学者・高橋鐵『アブノーマル :異常性愛の心理と行動の分析』が持ち出されている。さすがにそれは回答として外れているだろう…。
▽後半-11:2:40-: 大阪での政治的な反対活動について。3:08- コンテンツ文化研究会からの、続いて赤ブーブー通信社からのコメント。いずれも東京を基盤にしているため難しい。その後 5:27- 保坂展人のバランスのとれた回答。


▽「信用保証協会法」
▼信用保証協会法|法令データ提供システム
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S28/S28HO196.html
▽昭和28年8月10日 法律第百九十六号/平成20年6月11日 法律第六〇号。

▼信用保証協会 - Wikipedia 〔2009年9月18日版〕
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E7%94%A8%E4%BF%9D%E8%A8%BC%E5%8D%94%E4%BC%9A
「信用保証協会(しんようほしょうきょうかい)は信用保証協会法(昭和28年8月10日法律第196号)によって設立される公益法人で、中小企業が市中金融機関から融資を受ける際に、その債務を保証することで、中小企業の資金繰りの円滑化を図ることを目的としている。都道府県や大都市を単位として、全国に52存在する。」「概要/ 一般に、中小企業が銀行などの市中金融機関から融資を受けようとする場合、その成長性や経営のリスクが大企業に比べて大きいため、融資を得ることができなかったり、調達できる額や条件において不利になったりすることが多い。それを解消し、中小企業がスムーズに資金を調達できるよう、信用保証協会は中小企業の委託に基づき金融機関に対して信用保証(保証承諾)を行う。これは、大企業と比べ資金調達上の不利性を持つ中小企業の信用力を補完し、中小企業と金融機関との架け橋になることで、中小企業の資金調達の円滑化を図るものである。この信用保証協会の信用保証に基づき金融機関は中小企業に融資を行い、信用保証協会は信用保証の対価として信用保証料を得る。/ 事業者が何らかの理由で返済が困難になった場合、信用保証協会は金融機関に対してその債務を肩代わりする。これを代位弁済という。代位弁済を行った場合、信用保証協会は代位弁済した額の求償権を取得し事業者から債権を回収する。/ 信用保証協会は各都道府県に1協会ずつ存在するほか、横浜市川崎市名古屋市岐阜市大阪市には市を対象範囲とする信用保証協会が存在し、全国で52の信用保証協会がある。」「中小企業信用保険との関係/ 信用保証協会は株式会社日本政策金融公庫との間で再保険契約(中小企業信用保険)を結んでいる。これにより、信用保証協会は保証契約額に応じた保険料を支払い、代位弁済時に回収不能となった場合は保険事故となり保険金を受け取る。保険事故時には、当該債権が日本政策金融公庫にさらに代位される。」